わたしは初心者だからゆっくりで音数の少ない曲や比較的簡単そうに見えるパートを選びたいです。
そんな場面って経験しましたか?
有吉尚子です。こんにちは!
学校吹奏楽で音楽を始めた場合そんなことを言ってもいられずいきなりややこしいフレーズを吹かなければならなかったなんてこともあるかもしれませんね。
ゆっくり丁寧に練習することは大切だけれども、どうにもこうにもやるしかないという状況に放り込まれると短期間で上達するということもあるあるなんですよね。
これは安心していられる場所から一歩抜け出したチャレンジをする習慣があるかどうかだと思います。
もちろん最初は丁寧に基礎を積み上げて行く作業をした方が後々できることがたくさんだったり応用範囲が広かったりしますが、「自分はまだ初心者だから」「今は他のことが忙しいし」ということで新しいチャレンジをしなければいつまでも現状維持になってしまうのは自然なこと。
チャレンジをした人はどんどん新しい世界を知って、出来るようになりたいことのビジョンも明確になっていって上手くなっていくんですね。
そしてチャレンジをすることと基礎を疎かにすることはイコールではないんです。
例えば昨日より一目盛りだけ速いテンポで吹いてみる、ソロの人がお休みしたらそのパートを補って代奏してみる、そんな風にちゃんと土台を積み上げつつ破綻するような無謀なチャレンジではなくもう一歩進むのは可能であり必要なことなんですね。
ちゃんと決まった手順はいつもやっているけどなかなか上手くなった手応えがない、そんな場合はただのルーティンに陥ってチャレンジのないことを繰り返していないか振り返ってみるのも良いかもしれませんね。