楽器練習効率化ガイドブック

前回の記事で取り上げた
シェンカー分析について、
今回は和音の読み解き方を
ちょっとだけご紹介します。

有吉尚子です。こんにちは!

まず前提として、
飾りを外して大きな骨格をみて
フレーズの方向性や構造を知る
というのがシェンカー理論の
根本的なところなんです。

そんな大枠を見る旋律の読み方を
和音を読むときに応用すると、
西洋音楽の構造としては
落ち着きの役割であるトニック
(一度や六度)
と盛り上がりであるドミナント
(主に五度など)
二種類と考えるそう。

そしてその間に飾りとして
サブドミナントの色付けや
オシャレをするような和音を使う
という見方をするんだとか。

そう思うと落ち着きのトニックと
オシャレのサブドミナント、
そして盛り上がりのドミナントの
3種類で見ていくよりも
さらにシンプルになりますね。

そしてサブドミナントだけでなく
トニックやドミナントの和音が
使い方によっては飾りとしても
機能するんですって。

あまり踏み込むとややこしいので
今回は詳しく取り上げませんが
例えばトニックの和声を
「延長」して引き延ばすための
素材として飾りの和音が
使われるんです。

つまり
「このエリアはまとめてトニック」
「ここらかここまでは
まとめてドミナント」
という見方ですね。

その例えばトニックのエリア内に
四度や二度や六度があったりしても
それは経過音的に出来た和音や
ちょっと寄り道して
すぐトニックに戻る飾りだったり、
大枠としては変わってないという
読み方をするんです。

だから作品内にいくつかの構造の
階層が出来ているのが見えて、
大きな骨格の階層、
肉をつけるような階層、
表層のお化粧のような階層、
というのがわかるんですね。

もちろん演奏するときも
どの階層のどんな動きなのか
理解できていたら抑揚のつけ方や
流れの運び方などヒントになって
より説得力のある演奏に
なっていきますね。

文字だけで解説するとちょっと
難しげな感じがしてしまいますが
とっても面白いものなんですよ!

新着記事を見逃したくない方は
メール講座
〜スキマ時間で確実に上達する〜
【管楽器プレーヤーのための練習テクニック】
に読者登録するとメールで受け取れます。

この機会にぜひどうぞ♪

お名前(姓名)
 
メールアドレス
受信形式
HTMLメール
文字メール
※ezweb、docomoとガラケーは
文字化けしてしまいますので、
文字メールを選択してください。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。