アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション 思考と心 練習

仕事の音楽と趣味の音楽

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楽団の中で一生懸命やりたい派がのんびりやりたい派に腹を立てるというのはありがちな構図です。

一生懸命やりたい派の人は自分の音楽への向き合い方と同じくのんびり派の人にもたくさん練習をしてきてほしいし、もっと合奏にも出席して一緒に盛り上がりたいのですよね。

そして反対にのんびり派の人は自分にとって音楽より大切なことが一生懸命やりたい派には理解されず迫害されてるような気分になってしまいがち。

これって一生懸命やりたい姿勢が他にも大切なことがあるという姿勢より優れているなんて考えてしまうことで衝突の原因になるのではないでしょうか。

どちらが優れてる劣っているということじゃなくただ人生で大切にしたいことが違うというだけのことなのに、自分の価値観を主張することで争いやいがみ合いを生むなんて誰も得をしない無駄なことですね。

そしてそんないがみ合いが時には「プロはそんな風じゃないから自分たちも同じように真剣でなきゃいけない」というお説教に発展したり。

もちろん趣味としてやることと仕事としてやることへの取り組み方の違いは誰にでもあるでしょう。

そしてプロの音楽への向き合い方は最優先の仕事に対するやり方です。

それをアマチュア楽団のメンバーの標準姿勢として目指すとしたら、ちょっとおかしな話ですね。

「えらい先生はこう言ってた」

「上手なあの人はこうやってる」

そういうのをそのまま趣味仲間との音楽活動に当てはめるのは少し乱暴かもしれません。

誰もが快適に楽しみながら音楽をできる状況を作るためにどんなことができるのか考えるのは「もっと練習して!」「もっと出席して!」という自分の主張を何とかして押し通そうとするより建設的かもしれませんね。

せっかく出会って一緒に音楽をやることになったご縁を大切にしたいものですね。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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