アナリーゼ ソルフェージュ 音楽理論

調を見分ける方法

有吉尚子です。こんにちは!

楽典を一緒に読んでみましょう!のシリーズ、今回はp.119の「調の判定」から行きましょう。

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楽典―理論と実習
石桁 真礼生 , 末吉 保雄 , 丸田 昭三 , 飯田 隆 , 金光 威和雄 , 飯沼 信義 (共著)

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まず最初に書いてあるのは調号が変わっていなくても臨時記号で転調が書かれることもありますよってことですね。

p.120のはじめのa,b,cは調を判断するためにぜひ前提として知っておきたいことが挙げられています。

a.はシャープやフラットが付いても付かなくても、音階にある音と飾りで上げ下げされた音を区別できることが必要ってことです。

b.は楽器無しで音がイメージできるソルフェージュ力を付けましょう!ってこと。

c.は見たまま、和音の組み合わせの規則を知りましょうってことです。

その後は音階にある音なのか飾りで上げ下げされた音なのかを区別する時の判断基準がいくつか並べられています。

解説が丁寧で親切な本ですね。

1)にある跳躍進行というのはつまり離れた音ってことです。

具体的には増2度以上離れた音のことですね。

ただし短調の6番目から7番目の音に行くときは和声的短音階なら増2度離れます。

だからそれだけは例外なんですね。

2)は3)と4)を踏まえてのことなんですが、飾りで半音下げられたらその次はさらに下っていくし、飾りで半音上げられた音はその次はさらに上がっていくもの
なので、上りも下りも変わらなければ音階に本来ある音なんだと判断できるということ。

次のページに進んでp.122の5)は短調の7番目の音(導音)は主音まで半音の関係になるよう臨時記号が付けられているのが音階本来の音として扱われます。

なのでそれが導音として半音上げられていなければ臨時に飾りで半音下った音ということになるんです。

だから上行したり跳躍したりはできないってことなんですね。

6)からの例外についてはまた次の機会に触れていきます。

実際自分で読んでみるほど難しそうだとか苦手だとかの抵抗感は減っていくのでぜひ何度か繰り返し読み返してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 著書『音大に行かなかった大人管楽器奏者のための楽器練習大全』(あーと出版)を2023年8月に発売。Amazon「クラシック音楽理論」カテゴリーにて三週間連続ベストセラー第一位を獲得。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。管楽器プレーヤーのためのソルフェージュ教育専門家。クラリネット奏者。

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