楽器練習効率化ガイドブック

「些細な変化に目を向ける習慣がなく
 どうでもいい扱いをしているから
 極端な刺激や楽しみを
 求めるようになる。」

正確な言い回しは
忘れてしまいましたが、
これもアレクサンダーテクニークの
原理の発見者である
F.M.アレクサンダーさんの本からの
興味深かったフレーズです。

有吉尚子です。こんにちは!

現代の娯楽やメディアの表現など
考えてみると思い当たる言葉だと
思いませんか?

タレントさんがほんのちょっと
涙ぐむところを「号泣」と書いて
煽ってみたり、
一言「おいしいね」と言ったら
「絶賛」なんて表示してみたり。

センセーショナルで極端な表現
を使わないと人の気を引くのが
難しくなっているみたいですね。

娯楽でもものすごく高い建物や
びっくりするくらい辛い食べ物、
世界一速いジェットコースター
などなど極端になっているように
感じられます。

極端な表現や飛び抜けた特徴を
持ったものは注目を集めますが
そんなものばかりに触れていると
四季のちょっとした移り変わりや
些細な心情の変化を描いた本などは
接してみても物足りなくなったり
気が付かなくなったりと
感覚が鈍くなっていくのでは
ないでしょうか。

そして音楽をするのであれば
世界一大きな音とか
世界一速いタンギングなんか
どうだって良いわけです。

音量のほんの些細な変化で
場面を変える表現をしたり、
音質の少しの変化で表情を変えて
感じさせたりするんですよね。

そして楽譜からストーリーを
読み取るときも
書いてある表情記号だけでなく
行間に込められた作曲者の意図を
汲み取ろうと気を配ったり、
周りの人のほんの少しのゆらぎに
どう反応するか考えたり、
なんてことが必要です。

自分ではいくら繊細な感覚を
持っているつもりでいても、
日々見るもの聞くもの触れるものに
知らず知らず影響は必ず
受けているものなので、
自分がどんな感覚を持っているのか
どんな精度で物事を観察しているか
なんてことを振り返る機会は
無くさないでおきたいものです。

気付かないうちに大味で極端な
奇をてらう演奏になってしまうのは
怖いことですからね。

F.M.アレクサンダーさんは
今から約100年も前の人なのに
いつになっても古くならないような
示唆に飛んだ内容をたくさん
書き残しているので
興味が尽きませんね。

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