アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ 練習 身体の仕組み

響かせるための呼吸法

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有吉尚子です。こんにちは!

響き方や音質は吹き方が問題だと思われることが多いですが、どんなに吹き込み方やアンブシュアなどを変えてもなかなか好きな音にならない、なんてこともありますね。

それは実はブレスの吸い方と大きく関係してるんです。

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ブレスというとどれだけたくさんの空気を短時間で吸えるか、ということしか話題にならなかったりします。

でも実際、人間の呼吸機能は管楽器演奏のためでなく酸素を取り込む生命維持のためのシステムです。

どう空気が入るかということなしにどう吐くかだけを考えても足りない部分があるんですね。

どういうことかというと、息を吹き込む時にお腹周りで空気を外に送り出すために働いた筋肉は吸うことは助けないから、というのが一つです。

吸う時にも吐く時の筋肉が働いたままになっていては、吸うことを邪魔してしまうんですね。

空気が満足に肺に入ってこない原因になってしまいます。

空気が足りなければ当然いい音は出ませんね。

もう一つは筋肉が無駄に力んでいると楽器から身体に伝わってくる振動を止めてしまうということです。

ブルブル震えてるものを手でギュッと握ったら、ブルブルの動きは止まったり弱くなったりしますね。

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音は振動がどういう風に身体に共鳴するかで作られるのに、振動しにくい状態になっていれば鳴らなくなってしまいます。

吐く時の筋肉を解除しないまま空気を吸い込もうとしてさらにまた吹き込むために力む、というのを繰り返せばどんどん音は響きにくく硬くなっていってしまうんです。

ではどう吸うのが豊かな響きを作るのに役立つのでしょうか。

それは吸うためには働けないお腹周りの筋肉ではなく、呼吸に関わる身体のシステムや肺の中と外の気圧の差などを理解して使うことが役立ちます。

呼吸の仕組みと音のコントロール、すごく関係が深いのが興味深いですね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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