楽器練習効率化ガイドブック

今日は「なにもしてないのに」
という言葉について。

別に痴漢の冤罪の話
じゃありませんよ。

有吉尚子です。こんばんは!

なにもしてないのに疲れる、
なにもしてないのに肩が凝る、
などなど。

演奏時の筋肉のお話で
なにもせず維持するというのは、
拮抗する筋肉が互いに
働きあっているということです。

人体は絶えず動いてますから
止まらずに動くのが自然です。

呼吸とか、心臓とか、他にも。

構えた姿勢をキープしている、
動かす必要のない指を
動かさないでおく、
など一見止まっているようでも
止まっているように見せるために
身体を微細にコントロール
しているのがわたしたち人間です。

少しだけややこしく言うと
肘を曲げるのはポパイの
ムキムキポーズで知られる
上腕二頭筋、

2016-12-27_01-11-08

肘を伸ばすのは反対側の
二の腕についてる上腕三頭筋です。
(ポパイ知ってますか?)

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曲げもせず伸ばしもしない為には、
この両方が同じ強さで
同時に働く必要があります。

(または同時になにもしない
脱力状態にあるか)

なので、片方が強く働けば
じっとしていためには
反対側の筋肉も
同じだけ強く働かなければ
腕はどちらかに動いてしまいます。

こういうお互いに対応した働き
をする筋肉を拮抗筋と呼ぶのです。

もしも胴体を前に曲げよう
とする力をオフにせず
背筋を伸ばそうとすれば、
背中もお腹もお尻も疲れるし、
それが長時間に渡れば
筋肉痛にもなります。

肩を上げる必要がある作業
をしながら姿勢を意識して
肩を下げようとすれば、
肩凝りを起こします。

指もそうです。

指をキーから離す筋肉と
キーを押す筋肉は拮抗しますから、
速く楽に指を動かしたければ
不要な力みは手放すことです。

ブレスも同じ。

吐く働きをするお腹回りの筋肉を
オフにせず吸おうとすればすれば
上手くいきません。

そういう演奏時の身体の観察と
コントロールの仕方の
アップデートは練習のときに
ぜひしてみましょう!

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