アレクサンダー・テクニーク 練習 身体の仕組み

指で頑張るほど動きが悪くなる?

指で楽器のキーを押さえるためには
指の筋肉を働かせれば
必ずキーは押せるものでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

必要な筋肉が使われていたら
必要な動きが起きるかというと、
そうでもないなんてことも
意外に多いかもしれません。

そんなことを言われても
意味がわかりませんよね。

ちょっと実験してみましょう。

試しにキーから指が浮いた状態で
力を入れておくことはできますか?

だいたいの人はできますよね。

この時、
キーを押さえるための筋肉は
働いています。

そして同時にキーから指を
離すための筋肉も働いています。

相反する動きをする筋肉が
同時に同じ強さで働いていれば、
動きは起きないわけです。

動きが起きるためには
必要じゃない側の筋肉は
休んでいるか働きが弱まっている
必要があるんです。

だから
単純にここの筋肉を使う!
では上手くいかない可能性も
あったりするんですね。

動きとして確認しにくい
腹筋なんか特にそうですね。

息を吸うときに、
吐くための筋肉(お腹回り)
が働いていて、
吸うための動きを邪魔している
なんてことは多々あります。

こうやって相反する動きのための
筋肉両方が働いていれば
「やってる感」があって疲れます。

がんばったー!
でもあんまり効果が出ない。

疲れるほどやってるのに、
なぜか上手くいかない。

そういうとき、
どの筋肉を使いたいかではなく
動きの目的は何なのか
(つまり何をしたいのか)を
見直してみるのも
役に立つかもしれませんね!

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