アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

キツさに慣れるとエスカレートしたくなる

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有吉尚子です。こんにちは!

この頃体力維持とダイエットのため走るのを習慣にしています。

だいたい5〜6キロなので全然大した距離ではないのですが、最初は果てしなく長くキツい感じがして大変でした。

でも慣れると別段どうということもなくなるんですよね。

そうなるとモヤモヤとこんな考えが出てきます。

「こんなに楽でいいのだろうか。もっとキツく感じなければ運動効果はないんじゃないかな?もっと苦しさを味わいたい」

変ですか?(笑)

でもこれ、管楽器を吹いてる人によく起きてることだと思います。

マウスピースやリードや楽器に、または新しい奏法に慣れるまではすごく重くて大変ですが、慣れてくると抵抗を感じなくなって「もっと重くした方がいいかな?」「こんな楽じゃダメじゃない?」なんて考え始めるんですね。

吹き込みや唇を合わせる動きや噛む力などはどれくらい働いているのか目に見えて計れるわけじゃないのでつい感覚を頼りにして、その感覚を感じにくくなると上手くいってるのかどうか不安になるんです。

慣れたら感じなくなるのが自然なものである感覚をどんどん追いかけていったら、どんどんキツい奏法や仕掛けになっていくばかりですよね。

エスカレートしていけば怪我やトラブルに繋がってしまうことが多いので、感覚を頼りにして奏法を作ったり維持したりするのは危険なんです。

楽に感じるのは慣れたからだし必要な筋力が付いたから。

何もしていないから楽なわけじゃないのですね。

やってないから楽なのとやり慣れたから楽なのは別のこと。

混同しないように気をつけたいところですね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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