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なぜノドが締まるのか

響かせたいならノドを広く開ける、そんなことってきっと一度は聞いたことがありますよね。

有吉尚子です。こんにちは!

音の響きを作るのにノドがどうなっているかは、やはり関係はしています。

そして豊かに鳴らしたり柔らかく響かせたりするのは息がたくさん流れているときですよね。

その息の流れを遮ってしまうと響きにくくなったり音が鋭くなったりします。

でも息の流れを遮るのをわざわざやりたい人はいないでしょう。

なぜそういう動きが出てきてしまうと思いますか?

ダメでありたい人なんていないのでやってることはいつも何かしら肯定的な意図があるんですよね。

試しに一つ実験をしてみましょう。

唇をすぼめた状態で少しずつ息を吐いていきスーと音が出るのがどれくらいの息になったときか調べてみましょう。

だいたいわかりましたか?

では次に。

息の出す量は一定のままで唇を少しずつすぼめていってスーと音がするのはどの辺りか探してましょう。

どうでしょう。

どちらもだいたい似たような息と唇のすぼめ具合のときにスーという音になったと思います。

唇のすぼめ加減(息の通り道)と息の量のバランスが取れたときに吐く息のスピードが上がってスーと音がするんですね。

そして実験してわかったように吐く息のスピードを作るのは

・息の量が増えたとき

・息の通り道が狭くなったとき

この二つです。

つまり使っている息の量が少なければ息の通り道を狭くしなければスピードが生み出せないのですね。

だからノドやアンブシュアを締め付けてしまいがちな場合の解決策は締め付けないように緩めることじゃないんです。

締め付けることを必要とする原因を解決することなんですね。

ここでいうなら例えば締め付けが強くなくてもバランスが取れるようにもっとたくさんの息を流すこと。

なので締め付けグセのある人に「締めないように」と伝えるだけでは効果はなかなか出にくいのです。

なにか不具合があるのなら直接その問題にアプローチするより「根本原因は何なのかな?」と考えるほうが効果も高くて近道になったりしますよ!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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