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ひ弱な子供と力んだ大人の共通点

「もっと鳴らしたい」という共通の望みを持った、一見したところ正反対な二人の生徒さんがいました。

有吉尚子です。こんにちは!

一人は見た感じ身体がゆるゆるでほとんどパワーを使ってないような小学生の女の子。

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彼女のレッスンでは「もっと全力でたくさん吹き込んでみましょう!」と伝えます。

それに対して真逆なもう一人は気合い充分で頑張りすぎて無駄に身体を固めがちな大人男性プレーヤー。

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彼のレッスンでは「もっと軽い力でも吹けますよ」と、必要なことだけをするようアドバイスしました。

極端な例ですが、この二つのケースで共通するレッスン内容があるんです。

それってなんだと思いますか?

地面に対してどんな角度で立つとか親指の先端から何ミリのところで楽器を支えるとか、そういうことでないのは明らかですね。

この二つのケースの共通点は、行いたい動作に対して適切な力がどれくらいか正確に把握できていない、ということです。

ゆるゆる小学生が今よりも大きく鳴らしたければもっと吹き込みやらに力をたくさん使う必要があるし、

力んだ大人は共鳴を止めてしまう無駄な力みをやめることで今より大きく鳴ってくるということがあります。

それぞれがもっと鳴らしたいという望みの為には

「今日この瞬間この楽器で好きな音量にする為にはどれ位のパワーが必要かな?」

と考えながら構えて吹いてみる、というのが有効なアイデアの一つです。

その結果、一人はより多く力を使う方向へ、反対にもう一人はより少ない力を使う方向へ行きますよね。

全く違うことをしていても原因は同じ、なんてことも結構ありがちなんです。

それに対しての改善結果は全く逆になりますが、この全く反対のことをしている二人への対処法は共通する部分もあるというのがまた興味深いところですね!

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