アレクサンダー・テクニーク レッスン 思考と心 本番

不安があっても良い演奏をする方法

前回の記事では
最悪の事態になったとしても
対処法を事前に考えておけば
心配が減って大丈夫なことが
わかるのではないでしょうか、
というお話でした。

有吉尚子です。こんにちは!

そうやってどう対処するかが
明確な問題というのは
得てして結局起きない
なんてことも多いものです。

心に引っ掛かっていることが
減れば思考に余裕ができて
別のことに注意を向けられるので
結果としてパフォーマンスの
質が良くなるのですね。

携帯で常に起動中のアプリがあると
他のアプリも動作が遅くなるのと
似ているかもしれません。

スマホ斜め

ではさらにその上で、
さらにパフォーマンスの質を
上げるために
考えられることはあるでしょうか。

これは本番後の反省会よりも
次の本番の直前にやると良い
ワークかもしれません。

問いかけたいのはこんなことです。

「何のために演奏しますか。」

パフォーマンスにはたくさんの
エネルギーが必要ですから
ネガティブな思いではなく
肯定形で建設的で動きのある
意図がより一層のパワーを
生むものです。

演奏するときに考えたいのは
「何かを避けるため」
「これをしないため」
ではなく演奏することで
得たいことや
実現したいことですね。

ぜひ考えてみてください。

「音楽で彼女に思いを伝える」

「作品の良さを
お客さんに紹介する」

何でもいいのですが、
肯定形で表現するのがポイント。

お金の話をすると日本では
変な感じがするかもしれませんが
演奏を仕事にしてるのなら
「家族を安全にしておく
ために生活費を稼ぐ」
これも立派で建設的な動機です。

前回の記事のワークでしたように
正体のわからない恐怖を現実的に
対処可能なものと認識して、
その上で演奏する建設的な動機を
はっきりさせたら次の本番の演奏は
どんな風に変わるでしょうか。

トラブルが起きることへの
恐怖が消えるわけでは
もちろんありません。

でもその恐怖は少なくなっているし
それを抱えたままでも
得たいこと願うことが明確なら
質の良いパフォーマンスを
することはできるのでは
ないでしょうか。

ぜひ試してみてくださいね!

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