アレクサンダー・テクニーク レッスン 思考と心 本番

不安があっても良い演奏をする方法

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前回の記事では最悪の事態になったとしても対処法を事前に考えておけば心配が減って大丈夫なことがわかるのではないでしょうか、というお話でした。

有吉尚子です。こんにちは!

そうやってどう対処するかが明確な問題というのは得てして結局起きないなんてことも多いものです。

心に引っ掛かっていることが減れば思考に余裕ができて別のことに注意を向けられるので結果としてパフォーマンスの質が良くなるのですね。

携帯で常に起動中のアプリがあると他のアプリも動作が遅くなるのと似ているかもしれません。

スマホ斜め

ではさらにその上で、さらにパフォーマンスの質を上げるために考えられることはあるでしょうか。

これは本番後の反省会よりも次の本番の直前にやると良いワークかもしれません。

問いかけたいのはこんなことです。

「何のために演奏しますか。」

パフォーマンスにはたくさんのエネルギーが必要ですからネガティブな思いではなく肯定形で建設的で動きのある意図がより一層のパワーを生むものです。

演奏するときに考えたいのは「何かを避けるため」「これをしないため」ではなく演奏することで得たいことや実現したいことですね。

ぜひ考えてみてください。

「音楽で彼女に思いを伝える」

「作品の良さをお客さんに紹介する」

何でもいいのですが、肯定形で表現するのがポイント。

お金の話をすると日本では変な感じがするかもしれませんが演奏を仕事にしてるのなら「家族を安全にしておくために生活費を稼ぐ」これも立派で建設的な動機です。

前回の記事のワークでしたように正体のわからない恐怖を現実的に対処可能なものと認識して、その上で演奏する建設的な動機をはっきりさせたら次の本番の演奏はどんな風に変わるでしょうか。

トラブルが起きることへの恐怖が消えるわけではもちろんありません。

でもその恐怖は少なくなっているしそれを抱えたままでも得たいこと願うことが明確なら質の良いパフォーマンスをすることはできるのではないでしょうか。

ぜひ試してみてくださいね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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