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基礎は専門楽器の演奏より簡単か

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ソルフェージュって基礎としてプロなら専門楽器をやる以前にできているようなものですが、では専門楽器より身に付けるのも簡単なものなのでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

例えばご自身がしっかりソルフェージュできていてそれがなんとなくの感覚で小さい頃から身に付けたことだとしたら、これから新たに学びたい人にどうやったら身につけられるか尋ねられた時にそのやり方を教えることはできますか?

これって、日本人が日本語を教えられるとは限らないのと同じ話かもしれませんね。

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何かお悩みが出てきた時に「こういうときはこうするといい」というのを場当たり的に教えるのは軸となる基礎を身に付けてもらうレッスンとは種類が違います。

いうなら英語をわかるようになりたい人にそのとき必要な一つの英文を日本語に翻訳してあげて丸暗記させるようなもの。

もちろんそれを積み重ねるというレッスン手法もあるかもしれませんが、それは自分で翻訳できるようになる方法を教えているというわけではないのですね。

ボランティアで例えるなら貧しい人に食べ物を与える支援と食べ物の手に入れ方を教える支援があるのとも同じですね。

ソルフェージュを体系的に教えるのは、それなりに知識や技術の必要な専門職のひとつです。

自分ではなんとなく雰囲気で出来るようになったけれど、他人にはっきり説明できないようなあやふやな状態でレッスンをすればそれを教わった生徒さんも将来同じ方法で自分の生徒に伝えることになってしまいます。

そして何世代か後にはソルフェージュって基礎とは言われるけど実態はなんだかあやふやで教え方もよくわからないものという認識だけが残されることにならないでしょうか?

誰か一人が感覚的に身に付けた手法は他の誰でもに通用するというわけではなく、それぞれのタイプやレベルに合わせてアレンジする必要があります。

ひとつの手法で身に付けることができないのであれば別のアイデアを試す必要があるのに、自分に合わないやり方で努力を続けて音楽人生のロスをする子供や若い才能ある奏者がひとりでも減るよう、ちゃんとした指導者を増やしたいと願っています。

もし基礎を体系的に学ぶこと、教えることに興味があれば実際のレッスンでお会いしましょうね。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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