楽器練習効率化ガイドブック

前回は耳から得られる情報には
どんなものがあるか
というお話でした。

有吉尚子です。こんにちは!

今回は視覚的なことからは
何がわかるかを
整理してみましょう。

演奏してる人の身体の動きや姿勢
などから奏法上のことが判断できる
と思う方は多いかもしれません。

ここで注意したいのは
単純にどういうものが見えたのか
ということと、

実際に起きていること必ずしも
一致してはいないということ。

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どういうことかというと、
例えばものすごく背中が丸くて
猫背に見える生徒さんは
もしかしたら背中にお肉が
たくさんついてしまってるだけ、
なんて場合。

本人にとっては一番それが肺など
呼吸関連の臓器を圧迫しない
都合のいい姿勢だ
なんてこともあり得ます。

それなのに猫背はダメだ!
ということだけで
背中をそるようすすめても、
逆に吹きにくくなるだけで
有害無益です。

以前ご紹介した、
私が子供の時に丸顔だからって
ほっぺたを膨らましてはいないのに
しぼませるよう言われたケースと
同じことですね。

その後大人になってもほっぺたは
萎んでないわけなんですけど(笑)

他にも例はいろいろあります。

ホールでの公演を聴きに行くと
演奏中は微動だにしないように
見える大演奏家、
実は微細な全身のバランス調整の
動きが絶え間なく起きているため
大きな動きの「ブレ」として
見ることはできない場合

「あの奏者は微動だにしてなくて
素晴らしい音だったから
それを真似しよう!」

なんてガッチガチに固まって
演奏したら音は響かないし
肩は凝るしなぜか良いことない…
なんてことを引き起こします。

それから口の中など
外から見えない部分について、
唇をぎゅっとしてるように
見えたとしても歯での噛みや
舌のコントロールはゆるゆるで
音がひっくり返ってしまうケース。

「もっと口を締めて!」
なんて言ってもさらに
唇をすぼませることになって
こちらの意図は伝わりません。

こういう場合は
ざっくりと「口」ではなく
唇の仕事、歯と顎の仕事、
舌の仕事をそれぞれ分けて
考えると上手く行ったりします。

視覚的な情報ってついつい
揺るぎない現実そのもの!
なんて気がしてしまいますが、
実は見えてるものって情報の断片
でしかなかったりするんですよね。

見えたことは本当に起きている
ことなのかどうか、
過信せず考えていきたいですね!

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