アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

「集中する」はいいことか?

何事も注意力が散漫のまま取り組んでもなかなか成果には繋がりにくいものですが、「集中しなきゃ!」とは思っても何だか意外に効率が上がらないなんてことは経験ありませんか?

有吉尚子です。こんにちは!

これって集中するというのと身体の動きを制限したり固めたりがセットになって起きているときに起きがちなんですね。

集中するのが悪いことなのではなく実際に注意を向けることとそれっぽく見せかける動作を結びつけてしまっているとそんな効果が出がちなんです。

「それっぽく見せかけるなんて考えたことないよ!」

そう思うかもしれません。

でも小さいころ誰かに「動いてないで集中しなさい!」なんて言われませんでしたか?

集中する=動かない

なんてイメージはありませんか?

確かに一見したところフラフラふにゃふにゃしてたら他のことに気を取られてるように感じられるかもしれませんよね。

でも動きが起きていることと意識が何かにフォーカスすることは同時に起きることは出来ます。

それと反対に身体が動かないでじっとしていても全く話を聞いてないなんてこともありがちです。

ちょっと話題がそれますが実は私は発達障害コミュニケーション指導者という資格も持っていて、その講習を受けていた時に印象的だったことがありました。

それは多動でソワソワしてる子供と静かにぼんやりしてる子供は一見正反対のように見えるけれど本当は目の前のことに意識が行かず集中していないという点で同じ問題を抱えているということ。

「静かにしているから話を理解しているはずだと決めてかかるのは早計ですよ」
とのこと。

ちょっと興味深いですよね。

集中してないから発達障害だ、なんて乱暴なことは言えませんが社会生活に問題のない大人でもそんな場面は多々あると思います。

本当に今これをやらなきゃ!

絶対に完成させなきゃ!

そんな風に思っているときは「集中しよう」ではなく「あれをこうやって次は・・」と具体的に考えていますよね。

集中して音を聴く、練習の通りにやるため集中する、そんな場面で「集中してる風に振る舞う」をセットでイメージしていたら、もしかしたら実際の集中には全く繋がっていないかもしれませんね。

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