コミュニケーション 思考と心

オケマンが初めてジャズを聴いて意味がわかるか

Pocket

普段はシンフォニーばかりやるのに知り合いに連れて行かれたライブで出くわすジャズのフレーズなど、慣れていなくて詳しくもないことに接する場面ってどうしたらいいかわからなくなってしまいませんか?

有吉尚子です。こんにちは!

例えば普段クラシックしかやらないという人はジャズは意味不明でどこをどう楽しんだらいいかわからないかもしれませんよね。

アドリブの音楽を専門にやる方はクラシックのニュアンス変化などはあまり注意を向けなかったりなんてこともまたあります。

これって結局わからないものは自分の知ってるやり方でしか触れられないという例かもしれませんね。

そして知らないジャンルもですが絵画とか彫刻とか異分野のものも同じことが言えると思います。

以前ご紹介した小林秀雄さんの「考えるヒント」というエッセイ集に「ゴッホの絵を理解しようとする時に『ひまわりだ』と名前がわかったらもうそれをわかった気になって味わわない、それはもったいない」なんてことが載っています。

気になる方はこちらからどうぞ
▼▼▼


知らないし慣れてないジャンルは理解しようとしたってその仕方がわからないんですからわかろうとして聴くのはムダかもしれませんね。

その小林秀雄さんのエッセイでは「わかろうとせずただ味わう」ということがいかに大切で、また難しいかということが書かれています。

良い悪いを判断しようとしたり何がどうなってるか分析したりということじゃなくて、ただ聴く・ただ触れるというときに自分の感覚や気持ちがどんな風に動くかというのをただ観察をするのは面白いものだと思います。

それってボンヤリ聞き流すのとは全然反対のことですよね。

そういう風に作品や演奏に触れるとチャイコフスキーは好きだけどシェーンベルクはいまいちよくわからないから嫌い、なんて単純で表面的な判断をして受け入れなくなってしまうことも減ってもっともっと楽しめることが増えていくという面もありますよ。

ピンときたら試してみて下さいね!

メール講座では演奏に必要なスキルについてさらに詳しく毎日無料でお届けしています。ぜひ読者登録してくださいね!
完全無料

受信形式

HTMLメール

文字メール

  • この記事を書いた人
有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

-コミュニケーション, 思考と心

© 2021 聴く耳育成メソッド