アレクサンダー・テクニーク 思考と心 身体の仕組み

どこか痛くなる前に

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アレクサンダー・テクニークのレッスンをしていると時たま受けるご相談に「肩こりがひどくて困る」「演奏中にどこそこが痛い」など痛みや身体の不具合についてのことがあります。

有吉尚子です。こんにちは!

アレクサンダー・テクニークは演奏時だけでなく身体の使い方すべてを取り扱うので、問題となっている動きを別のやり方に置き換えたりすることで改善することは多いです。

ただし。

これは治療行為ではないし、医療とも違います。

アレクサンダー・テクニーク教師はそのときにどんな動きが問題になっているかを観察して必要があれば違うものを提案したり動きを引き起こす思考を生徒さんと一緒に掘り下げたりしますが、思考や動きを変えるかどうかは生徒さんの自由です。

そしてレッスンの目的は痛みや不具合を治すことではなく、生徒さんが自分でよりよい選択が出来るようになってもらうこと。

つまり言うならば「教育」なんです。

トラブルを未然に防ぐ予防の効果はとても高いのですが、アレクサンダー・テクニークは痛いのを治すメソッドではありません。

痛くならないような心身の使い方を教えるものです。

むしろすでに痛くなってしまってる場合はまずは病院で治療を受けて、その後に同じ怪我をしないよう違うやり方を模索するためにレッスンを受けるというのがオススメの順序です。

アレクサンダー・テクニークのレッスン受講に保険が適用される国もいくつもありますがあくまでも教育なんですね。

わかりにくい違いだと思いますが対処と予防の違いは日常の中でも知っているといいことかもしれませんね。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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