有吉尚子です。こんにちは!
完全音程と長短音程について、覚えましたか?
ここが覚えられてないともうこの先には進めませんし慣れたらどうということもないシンプル単純なことなのでぜひ把握しておきましょうね。
覚えましたね?
じゃあ問題です。
完全系の音程は何と何でしょうか。
わからなかったら前回の記事をもう一度見てみましょう。
わかった方は長短系の音程は何と何だったかも思い出してみてください。
それができたら次に進みます。
前回とっても濁ってる増減音程のことを少しだけ述べましたが、これは完全・長短それぞれが半音広くなったり狭くなったりして作られます。
p.78にわかりやすい図が載ってるのでそれをみると一目瞭然ですね。
楽典の本を購入したい方はこちらからどうぞ
▼▼▼
完全音程は半音広がれば増になるし半音狭くなれば減になります。
長音程は半音広がれば増になりますが、半音狭くなると短になります。
短が更に半音狭くなると減になるわけですね。
反対に短音程は半音広がると長に、さらに長が半音広がると増になるという仕組み。
ついでに増が更に半音広がると重増(じゅうぞう)になって、減が更に半音狭くなると重減(じゅうげん)といいます。
例えば重増5度は長6度と同じ音程の離れ方なので、だったら変な言い方しないで別の音程幅にしたらいいじゃん!なんて気もしますが、作曲家が各調の音階本来の音からどれくらい離れた変な音を使いたかったのかがここから分かるんですね。
変な音程として書いてるのか、シンプルな音程として書いてるのかということで全然意味が違うので演奏するときも付けたい表情が変わってきますから。
ここまで大丈夫そうならp.78からの例題1をやってみましょう。
これは解説と解答が同じページに載ってるのでわかりやすいですね。
ついでに例題2、p.80の問題1も全く同じ考え方で解けるので慣れるためにやっておきましょう。
ここで慣れておけばこの後がとっても簡単になります。
満員でなければ通勤電車の中でメモ書きしながらでも出来るのでスマホゲームの代わりにこれをやってしまうのはおすすめですよ!