アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション 思考と心 身体の仕組み

集中するってどんな動作?

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「集中して!」「イメージを統一して!」「もっと自覚を持って!」そんな実際には何をしたらいいかよくわからないアドバイス、わたしが子供のころにはよく耳にしたものです。

有吉尚子です。こんにちは!

これ、受け取るときにどんな風に解釈するかで演奏に対しても狙った効果が出るかどうかって変わってきますよね。

たとえば「もっと集中して」と言われた場合に、集中するというのを音を間違えないように楽譜をよく見るという意味で受け取るか、「真剣にやってますポーズ」として視線を動かさず身体を固くすることを選ぶのか、なんて違いです。

本を読み進むことと本を開いて固まっていることは違うのにポーズとして正解な気がすることを選んでしまったり、子供のときにはありがちですよね。

そんな習慣があると大人になってもついつい誰かに何か求められたときに「あなたの意図を尊重してます」というのがわかるように本来の狙いとは違う反応をしてしまうことってあるんですよね。

そしてその指示があいまいであればある程受け手側の反応の選択肢は増えて行きます。

あいまいに表現されたことを何となくの感覚で受け取って反応してしまうと、自分では望ましくないと思っていることでも無意識にやってしまったりするんです。

まず心がけたいのは受け取った情報に対して自分がどう反応するか選ぶこと。

具体的にやると良さそうだなと思うことと繋がるのであればそれをしてもいいでしょうし、何が狙いか意味がわからないと思ったら確認するのもありですよね。

何をしたらいいかわからないし確認もできないなら反応しない、というのもひとつの選択肢です。

何をしたらいいかわからないけどとにかく何かをする!なんて思ったら身体は固まって動きにくくなってしまったというパターンは結構多いんです。

アドバイスだけでなくても誰かの何か要求してる風な視線とか物音とか咳払いとかも含め、入ってくる情報に対して反応をするのは自分です。

言われたことに対して反射的に無検証なまま応じるのではなく、どうなるために何をしたいかな?というのを頭に置いて置くのは役に立つかもしれませんね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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