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音程が合わなくて焦るときに

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「正しい音を出さなければ」「音程を合わせなきゃ!」とは思うけれど、焦れば焦るほどますます合わないそんなことってありますか?

有吉尚子です。こんにちは!

理論的にはハーモニーなら第3音をどうこうして、なんてよく言われますよね。

でもそれって知ってたからって別に音程は合わないんです。

逆に知らなくたってぴったり合わせることのできる人もいます。

これはよく訓練された耳があるかどうかの違いでもありますがそれだけではないのですね。

というのは「合わない!正しい音程はどれ!」と思って焦っているときには周りの音や自分の音をよく聴いてモニタリングする作業よりも自分を煽るという作業をしていたりするから。

どういうことでしょう。

焦って合わせようとしてるときについつい考えがちなことってどんなことですか?

「音程悪いって思われる」「耳が悪いのがバレるのでは」「ヘタクソだと思われる」

そんな心配をしていたら集中して周りの音を聴くのは難しいですよね。

それにその心配をしているときは「周りの音と自分の音がどうなってるか集中して聴く」という意図が抜けて「上げた方がいい?それとも下げる?どっち?!」なんて○×クイズに答えるみたいな考え方をしていないでしょうか。

それでは正解はわからないしテキトウに上げ下げした音程が合ったのかまだずれてるのかモニタリングする耳の精度も落ちてしまってるんですよね。

耳の精度は心理状態にとても影響を受けやすいもの。

他のことを考えながら細かいところまで聴き取るのは至難の技なんですね。

そして「合わせなきゃ」と思考は「合わせるために今自分にできることをする」
という思考とは違います。

音程が合わなくて焦るときには本当に合わせるためのことを考えているだろうか、なんてことを振り返ってみるのもいいかもしれませんね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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