アレクサンダー・テクニーク レッスン 思考と心 練習 身体の仕組み

奏法のトラブルをこじらせないために

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有吉尚子です。こんにちは!

アレクサンダーテクニークって何度も書いていますが、これはF.M.アレクサンダーさんというオーストラリア人で、今で言う俳優さんのような仕事をしていた人が発見した原理のことです。

そのF.M.と呼ばれてた彼がアレクサンダーテクニークについての本を何冊か出しているんですが、その中で興味深いことをたくさん書いています。

今回ご紹介するのは、「問題がある動きを見つけたとして末端だけ直そうとしてもなかなか上手くいかず、バランスが崩れてなお悪くなることさえある。」ということを書いてた部分です。

これは楽器演奏をされる方には実感を伴ってうなずけることなんじゃないかと思います。

例えばなんとなくリードが重くて薄い番号にしてみたけれど音が軽くなってしまってベストな解決には繋がらない、など。

このときに本当の問題は吹き込みに使える筋肉が適切に働いていないことだとして、リードを薄くするのは根本解決に繋がるどころか新たな問題が出てきてしまうきっかけになる、なんてパターン。

他には肩コリするのは普段の習慣的な動きの選択が問題なのに、「この姿勢が良いらしい!」なんて聞きかじって試してるうちに腰痛まで出てきてしまったり。

そんなことって結構あるあるなんですよね。

身体の使い方に問題があって不都合が出てきているならその部分の使い方だけでなく、身体全体が協調してやりたいことに対する適切な動きを選択できるようにするのは大切なことです。

一箇所の問題を表面的には小さく見えにくくしたとしても根本解決に繋がることをしていなければ問題を隠しただけで、その問題隠しのために身体全体がさらにおかしなバランスになっていくことになってしまう可能性もあるんですね。

レッスンのときや自分が練習するようなときにも一時的な解決でお茶を濁すのではなく原因をちゃんと見ていきたいものだなと思いました。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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