アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション 思考と心

どうして通じないの?!と思ったとき

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「もっと練習してくれないかな」

「そうじゃないって何度も言ってるのに全然通じない」

「あの人なぜいつも間違えるの?」

そんなイライラに悩まされること、これを読んでる熱心な奏者さんにはきっとたくさんありますよね。

合奏全体を良くしたいという思いが強ければ強いほどそういう周りへのフラストレーションは溜まるもの。

自分はこんなに頑張ってるし、伝え方だって工夫してるし、もっと向上したいのに!

そんな気持ちもよくわかります。

どっちが誰が悪いってことじゃ決してないのですよね。

とはいえ自分と考え方や音楽への向き合い方が根本的に違う人と付き合うのはストレスなのも確か。

自分が当たり前だと思ってることをやりたくないと思っていたり、

これだけ噛み砕いて伝えればきっとわかってもらえると思ってたことをさっぱり理解してもらえなかったり。

そんなときはガッカリするしイライラしない方が難しいなんて思っちゃいますよね。

でもこのガッカリ・イライラって実はあなたの期待が引き起こしてることなのかもしれません。

「これくらい言えば伝わるはず」

「この前提は共有してるはず」

「この気持は誰でも持ってるはず」

それは実は世の中全体にとっての当たり前ではなくて「あなたにとっての当たり前」でしかないのかもしれません。

相手がダメなのではなくただ違う思考パターンを持っていて違う生き方をしてきていて、ただ単に自分とは違う人間であるというだけ。

伝わらないのは当たり前。

トンチンカンで当然。

考えが違っても仕方ない。

そういう前提でいたらどうですか?

自分にとっての当たり前を満たさない人に対する苛立ちって少しは緩和されないでしょうか。

通じないのが当たり前なんだからもっともっと言葉を尽くそう。

わかり合えてないのが当然だから思ってるより丁寧に向き合おう。

そんな風に思えたらしめたもの。

全ての苛立ちや失望は期待から始まると思っていたら、イラッとしたときには

「もっとわかりあえてるはずだと思ってたんだな」

「この前提は共有できてることを自分は期待してたんだな」

ということに気づくでしょう。

他人に期待しないというと冷たい感じがするかもしれませんがむしろ心のさざ波が減って穏やかに接することができるようになるのかもしれませんね。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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