コミュニケーション 思考と心

「常識だろ」というのは甘え

わたしがレッスンの場面でも日常生活の中でも時々心配になってためらってしまうのが、

「こんなにいちいち説明したらまるでバカにしてると思われるんじゃないかな?」

ということなのです。

前回の記事で他人(自分以外)に察してもらうとか当たり前を共有できてると期待しないで自分に出来る手を尽くすことを書きました。

でもわかりきってることをクドクド説明するのはもしかしてちょっと失礼だったりするのでは?

なんて気がしちゃう瞬間もあるのですよね。

これを読んでる方はよくいただくご感想やコメントから察するに頭の回転が速くて周りに気配れるタイプが多いでしょうからきっとわかってもらえると思います。

とはいえ自分以外の人というのはどんな前提で生きていてどんな考えで日々過ごしているのか確実にわかるわけではありません。

逆にわかったらすごいですよね。

それは家族や親子でも同じ。

「この話は何度もしてるからわかってるはずだ」

「これはいつもやってることだし納得してくれてるんだろう」

そんな風に思っていたのにある日まったく理解されて無くて言われたからやってるだけだったとわかったらガックリ来ますよね。

でもその白目を剥きたくなるガックリが自分のもっていた「期待」に気づくチャンス。

思った以上に通じてないし想像以上に伝わってないというのを前提に言葉を尽くし手を尽くすというのはやっぱり大切なのではないかと思います。

バカにしてると思われたくなければ伝えることを減らすのではなくて「一応念のために言うけどね」と逆に言葉をプラスしていく方が思ってることが伝わる可能性が高くなって行くかもしれませんよね。

ある程度の年齢でいい大人になって「察してちゃん」でいるのは恥ずかしいこと。

でも意外かもしれませんが高齢の男性なんかには特に察してちゃんが多いのですよ。

「こんなの常識だろ」

「見てわかんないのか」

「自分で考えろ」

そんなのは周りに対する甘えです。

わかってほしければ自分から手を尽くしてコミュニケーションを円滑にしていきたいものですね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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