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機械的じゃない歌い方の練習

指のややこしい箇所の練習
についてはこれまでに
いくつか記事を書きました。

今回はゆらぎのある歌い方の
練習についてご紹介します。

有吉尚子です。こんにちは!

これは無拍子でフェルマータ
ばかりの現代曲でない限り、
メトロノームを使うのが
おすすめです。

「メトロノームで練習したら
 カチカチで面白みのない
 演奏になっちゃう!」

そんな風に思いますか?

もしも基準のテンポなしに
テンポをキープしつつ歌えるなら
それで練習するのもいいでしょう。

でも。

日本のプレーヤーは多くの場合
言葉の習慣からの影響からか
「歌う=遅らせる」
になってしまって、
歌いこもうとするほどズルズルと
テンポが遅くなって行く
というパターンがよく見られます。

揺らした後で戻ってくる基準として
メトロノームはかけながら
練習しましょう。

ここではメトロノームの
鳴っている音全部にピッタリ
合わせるのではなく、
頭の拍やフェルマータ明けに
戻って来たいポイントを決めて
そこに戻ってこられるよう
歌い方を調節するんです。

音が遠くに離れていく
跳躍のときやフェルマータ前など
溜めたりゆっくりしたりする部分は
どのタイミングからどんな風に
緩めようか溜めようかというのを
色々試して自分でしっくり来る
歌い方を見つけましょう。

またスコアを見て他の楽器と
一緒になるのはどの音なのか、
その一緒の音をどうやったら
お互いに合わせやすく吹けるか
そういうことも色々実験
してみましょう。

どんなに緩んだり溜めたりしても
戻って来られたらいいですが
テンポ自体が変わっては
効果がないどころか気持ち悪い
演奏になってしまいます。

メトロノームは
それを防いでくれる練習の
心強いサポーターですね!

色んな練習があるでしょうが、
やり方のひとつとして知っておくと
役に立つ時があるかもしれません。

ピンときたら試してみて
くださいね!

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