アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ 思考と心 練習

雑音がしないのがいい音?

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近くで聴いたときに雑音がなくてまろやかに感じる音のことを良い音だと思っていませんか?

実はそれってただちゃんと鳴ってないってだけかもしれませんよ!

大きなホールの最後列まで美しく響いて聞こえる音って、近くで聴いたことあるでしょうか。

名奏者が吹いてる時に近くにいると意外に雑音に感じられるような色んな音が聴こえるものなのですね。

ところが「雑音は悪いもの」と思っている人がやりがちなのが名奏者がステージで演奏したものをホールの最後列で聴いた印象を、狭い練習室で近くで鳴ってる音で再現しようとすること。

改めて言葉にされてみるとトンチンカンに感じるでしょうが、意外に無意識にそんな音作りをしてしまうのは、CDや動画などでしか名奏者の演奏を聴いたことのないという人にありがちなことです。

これは雑音がする方が良いとか、人それぞれの好みの問題だとか、そういうことではありません。

理想の音としてのイメージをどうやって自分の中に持つのか、というお話ですね。

当然ですが自分の耳で生で聴いたことのない音はどんなに努力したとしても再現のしようがありませんよね。

逆に本当に良い音を繰り返し聴いて自分の中にしっかりしたイメージがあるのなら、身体というのは微細は調整を自動でするのは得意なので自然に音が理想に寄って行ったりということが起きるのです。

動画やCDをどんなにたくさん聴いたことがあったとしても、自分の耳で生で良いものを聴いたという経験の積み重ねには全く敵うものではありませんね。

本物のいい演奏をたくさん聴く、それってただ単に楽しいだけでなく自分の演奏を作る土台になるのですよ。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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