アレクサンダー・テクニーク 合奏・アンサンブル 思考と心 身体の仕組み

いつもの仕掛けが吹きにくい

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このオケに来ると必ずミスする。

このメンバーでやるといつも快適で調子がいいし吹きやすい。

そんな現場によってやりやすさの違いってあるものですよね。

他には同じオケにいるはずなのにソロとテュッティのときではなぜか居心地が変わったり、

大好きな旋律で得意なフレーズと難しくはないけど何か苦手な部分の吹きやすさの違いがあったり。

なんてこともあるでしょう。

それってもしかしたら同じことが原因になのかもしれません。

だって同じ楽器や同じ奏法、また同じ環境で吹きやすかったり快適なときがあるのにも関わらず、なぜか不思議と吹きにくいときが出てくるというのは外的な要因でその変化が起こっているわけではないのではないでしょうから。

たとえば電車の乗り換えで階段を上り下りするときに試してみましょう。

一つ目は「この階段キライだな、本当は登りたくなんかないのに」と思ってそう自分に唱えながら。

二つ目は「この階段大好きなんだ!昨日から楽しみにしてたもん!」と思ってそう自分に唱えながら。

どんなことが感じられるでしょう。

きっと何かしら違ったでしょう。

これは好きとか嫌いと思ったから快適さが変化したのではなくそのときに身体の動き方や使い方が違っていたから起こった変化なのですね。

それも偶然ではなくあなたが自分で引き起こした意図的な変化です。

身体の使い方は意図で変わるし、無意識だとしても考えてることに影響を受けるもの。

そして快適だと思う時とそうでない時は外的な要因によって思考が影響されてるから身体の快適さにも変化が生まれる、という仕組みなのですね。

楽器や奏法やメンバーが同じでも自分がどんなことを考えて何を意図するかによって、パフォーマンスだけでなく自分の居心地や快適さも変わっていくというのが興味深いところです。

同じような現場で意図を変えてどんな風に身体に影響が出るか試してみるのも面白いかもしれませんね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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