アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション 思考と心 身体の仕組み

一緒に演奏したい人になるには

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「この人とやると快適」

「あのメンバーだとやりやすい」

という一緒にやる相手によっての演奏しやすさってあるものですが、どうせなら共演者からはやりやすい相手だと思われたい。

そんな時に心掛けられることって何かあるのでしょうか。

吹きやすさや居心地の良さは自分の身体をどう取り扱ってるかに影響されるもの。

だから基本的に誰かがどう感じて何を思うかを外からコントロールするのは不可能なことですよね。

誰かに良く思われようとか好きにさせようというのは現実的に他人がどうこうできることではありません。

とはいっても。

好かれやすい人と取っ付きにくい人というのはあるもの。

その違いって何なのでしょうか。

ひとつは目の前の相手にとって「身を守らなきゃ」と感じさせないこと。

身体が固まって動きが悪くなる原因は大きく分けて3つあります。

・身体の構造ついて勘違いがあるとき

・出来ないことをしようとしてるなど思考面の混乱があるとき

・危険な目に遭ったとき

アレクサンダーテクニークでは身体のことや思考のことはよく取り上げられます。

それは自分でコントロール可能なことだから。

そして危険な目に遭ったときに固まってしまうのは安全を守るため大切な反応なのでやめる必要はないのです。

「危険な目に遭った」と感じるのは交通事故など身体的なことだけじゃありません。

嫌な上司が側に来た時や遅刻の言い訳が嘘だとバレた時などメンタル面で危険だと感じた時も身体は固まって身を守ろうとしてしまいがちなのです。

・いつもダメ出しばかりする

・機嫌が悪くて八つ当たりされる

・無茶な要求を押し付けてくる

そんな人と一緒にいたら無意識に身を守らなきゃと感じるのは自然なこと。

それとは反対に

・ミスに寛容で安心できる

・よく褒めてくれる

・お互いを尊重しあえる

そんな人が側にいたら安全な感じがするものですよね。

危険がなくて安全だと感じたら身体は固くなることはなくある程度のリラックスをしていて動きやすい状態になりがち。

演奏するのに都合が良い状態に近くなるものです。

ということはやたらとダメ出ししてイライラしている人よりはある程度の寛容さがあって自己肯定感を上げてくれるような人の方が一緒に吹きやすいということになりますよね。

相手がどう思うかは相手の自由。

それでもどんな風に受け取られたいと思って振る舞うかはあなたが自分の意思で変えることのできる部分です。

共演者に対してやたらとダメ出しするのか良いところ見つけて伝えるように心がけるのかでアンサンブルのしやすさが違ってくるかもしれませんよ。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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