アレクサンダー・テクニーク コミュニケーション 思考と心 身体の仕組み

同じ動きで違いが出るワケ

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道を歩いていて正面から来る人が「目上の人だ」と思った瞬間にちょっとした身体の詰まりを感じませんか?

これはもしかしたら無意識で固まった姿勢をしておくことが礼儀だと思ってるのかもしれないし危害を加えてくる危険人物だからと警戒しているのかもしれません。

反対に正面から来る人が「安心できる仲間だ」と思ったら挨拶する声も柔らかく伸びやかになりますよね。

これって前回の記事に書いたように意識の問題ではありますが、同時に身体のコントロールの問題でもあるんです。

人の身体ってどう動くか考える思考がとっても大きな作用をしているんです。

そして何かしようと思ったらまだ言葉として認識していない無意識のうちから身体はその準備をしています。

つまり、相手にどう接するか考えてる時点でその後どんな動きをするのかの準備を身体がしているんですね。

「礼儀正しく振る舞うべき相手だ」と思った時点で自分の中の礼儀正しい動きのスイッチがオンになっているし、逆に身構えなくていい気楽な相手だと思ったときには身体はそういうモードになってます。

礼儀正しいモードと気楽モードそれぞれの動きの質の中で「こんにちは」という同じ言葉を発してみたら、そんなの声や気持ちには違いが出るに決まってますよね。

楽器を演奏するときも同じです。

同じ動作でもどんなモードでそれを行うのかで結果は変わってくるもの。

演奏でも日常でも今の自分は何モードで動いているのかな?と観察するとひとつひとつの動きを意図的に選ぶ習慣に繋がって行くと思いますよ!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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