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音楽における当たり前

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雨が降っていたら傘をさせば濡れないですむけど傘をささずいくら気合いを入れたって濡れる。

取り入れるカロリーより消費するカロリーの方が少なければ太る。

収入がなくて支出ばかりならお金は減っていく。

譜面台の上に楽譜を置いたら見える高さに楽譜がいるけれど何もない空中に楽譜を置こうとしたら床に落ちる。

身体の関節のないところを曲げようとしたら怪我をする。

そんな当たり前のことはみんな、ちゃんと世の中の原理原則に沿って起きているんですよね。

同じように練習して自分で思ったように演奏できるようになるにはある程度の手順と時間が必要です。

もしもたくさん練習してるつもりなのに全然うまくならないなら、何かしら原則違反があるってこと。

時間が足りていないか手順が間違っているか、必要な情報が不足しているか。

うまくいかない方法でいつまでも練習し続けるのは体重計の上で1gでも軽くなろうと精一杯力むようなトンチンカンなことかもしれません。

何事もうまくいくための原理原則を知っているかどうかって重要なことなんですね。

楽譜はただ眺めていれば情報が入ってくるわけじゃなくちゃんと読み方を知ってるからこそ行間の意味がわかります。

アンサンブルだって何となく一緒に音を出せば合うわけじゃなく誰のどの音にどうやって寄せたら良いかわかってるからこそ合わせられるんです。

練習の手順だってココロと身体の仕組みをわかってないままやみくもに100回繰り返すなんてうまくいくほうが奇跡です。

そういう音楽における原理原則ってどこかで学んだことはありますか?

誰かに相談されたときに「こうやって勉強すると良いよ」というのが言えますか?

もしもやったことがあるし学び方も知ってるとしたら、それは自分だけで独占せず必要としてる人に伝えていくべきものなのかもしれません。

ということをある講座で「世の中のすべてのことには原理原則がある」というのを聞いて思ったのでした。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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