アナリーゼ ソルフェージュ 音楽理論

歌いまわしの目的地を調べるには

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楽典を一緒に読んでみよう!のシリーズ、今回はp131の調性判断の問題を解説します。

この調性判断ってソルフェージュがちゃんと出来ていたら「歌えばわかること」でもあります。

調がわかるというのは歌いまわしの目的地や盛り上がりのポイントが分かるということなので演奏するときには把握しておきたい大切なことなのですね。

ではまず問題21を見てみましょう。

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これはずいぶんたくさんフラットが付いていますね。

パッと見たところシャープ系の調ということはなさそう。

ではフラットが何個ついた調なのでしょうか。

シャープの付く順番はファドソレラミシです。

見てみると下の段2小節目のレについたフラットは休符の後で離れたところに進んでいるので音階固有の音のようですね。

そして最後から2小節目、ソの音はフラットが付かないで跳躍しているのでこれも音階固有の音なのでしょう。

ということはフラットは4個の調のようです。

そして短調なら導音が半音上がっているはずですが、フラット4個の単調f-mollの導音ミの音は下の段1小節目でフラットのまま跳躍しています。

ということで、ミは導音じゃありませんから答えはフラット4個の長調、As-durでした。

次は転調している問題22、これは少し長くなりそうなので次の記事にまとめます。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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