アナリーゼ ソルフェージュ 音楽理論

歌いまわしの目的地を調べるには

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楽典を一緒に読んでみよう!のシリーズ、今回はp131の調性判断の問題を解説します。

この調性判断ってソルフェージュがちゃんと出来ていたら「歌えばわかること」でもあります。

調がわかるというのは歌いまわしの目的地や盛り上がりのポイントが分かるということなので演奏するときには把握しておきたい大切なことなのですね。

ではまず問題21を見てみましょう。

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これはずいぶんたくさんフラットが付いていますね。

パッと見たところシャープ系の調ということはなさそう。

ではフラットが何個ついた調なのでしょうか。

シャープの付く順番はファドソレラミシです。

見てみると下の段2小節目のレについたフラットは休符の後で離れたところに進んでいるので音階固有の音のようですね。

そして最後から2小節目、ソの音はフラットが付かないで跳躍しているのでこれも音階固有の音なのでしょう。

ということはフラットは4個の調のようです。

そして短調なら導音が半音上がっているはずですが、フラット4個の単調f-mollの導音ミの音は下の段1小節目でフラットのまま跳躍しています。

ということで、ミは導音じゃありませんから答えはフラット4個の長調、As-durでした。

次は転調している問題22、これは少し長くなりそうなので次の記事にまとめます。

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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