アナリーゼ 音楽理論

転調のしかた色々

有吉尚子です。こんにちは!

楽典を一緒に読んでみましょう!のシリーズの続き、今回はp.119「転調」のところから進めて行きましょう。

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以前も書きましたがそもそも転調というのは移調とは違って、曲の途中から別の調に変わることなのですね。

読み替えなんかは移調ですが、転調というのは作品そのものの流れの変化のことを言います。

そして転調は実際はどんな風に起きるのかというのは本に説明されている通り。

説明の中に「借用」という言葉が出てきていますが、これは最初の調から別の調に完全に移り変わるのではなく、和音1つか2つかという短い間に違う調が出て来ることです。

違う調から借りてきただけの瞬間的な調の変化なので「借用和音」なんて呼び方をすることがあるのですね。

他の調から和音をちょっとだけ借りてくるこのことを「借用」というのです。

「そんな考え方があるんだな」と知っておくと曲の中で臨時記号がたくさん出てきたような時に「もしかして別の調が一瞬 顔を出してるのかも?」なんて想像出来るのですね。

別の調が顔を出すってことは何かそれまでと違った表情やニュアンスが求められてるってことがわかるので、音色や歌い方を工夫したりしてストーリーに説得力を持たせることができますね。

転調するほどきっぱりと別のお話に移行するんではなくてもちょっと違うものを登場させたい、なんてことはよくありますからそんなこともあるんだと知ってから気をつけて楽譜を見てみるとおもしろい発見がたくさんあると思いますよ!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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