アナリーゼ ソルフェージュ 練習 音楽理論

バランスを聴く耳の作り方

前回は音程やリズムの縦だけでなく
バランスを聴く耳も持っておきたい
というお話でした。

これは同じ作品の違う奏者の演奏を
たくさん聴き比べてみるのが
とっても役に立ちますが、
もう一つのやりかたとして
耳を作るために和声学の学ぶ
という方法もあります。

有吉尚子です。こんにちは!

音大などである和声学の授業では
和音の中の第何音がどう重なっては
いけないとか、
どの音程が連続して同じ方向に
動いちゃダメとか面倒な規則を
知っていくものだと思われがちかな
という気がします。

でもこの規則というのは、
ただの試験のためや嫌がらせで
存在するものじゃないんですね。

たくさんの作品の中から
響きがクリアに聴こえたり
和声の変化が分かりやすかったり
というものの共通点をまとめたら
そういう仕掛けになっていた、
というようなものなんです。

つまり規則を守ると和音がキレイに
バランス良く聴こえるんですね。

重複しちゃダメという音は、
実際に重複していると
コード的には間違っていなくても
和音に濁りが出てくるんです。

連続して動いちゃいけない音程は
規則を破って連続的に動くと
その声部だけがすごく強調されて
浮き出て聴こえるから、
全体をバランス良くしたいときには
逆効果。

反対にその声部だけ浮き立たせて
強調したいときには
わざと連続音程を使ったりします。

そういう風にバランスよく
響かせるための音の配置を知って、
規則を守ったときの響きと
そうじゃないときの響きを
実際にピアノで鳴らしたりして
違いを知るのは耳を精密に
作っていくことになるんですね。

「規則なんてくそくらえ!」
という響きばかり聴いていると
そういう耳が育たないので
和音がぶつかってなくても
ガシャッとしたり濁ってることに
気付かない鈍感な耳に
なってしまうんです。

この指揮者の演奏は良い!
この先生の感覚は信じられる!

そういうのも時には大切ですが、
自分の耳が信用できるようになる
というのも良いものですよ!

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