「ありがとう」の反対の言葉はなんだと思いますか?
これは呼んでいただいてアレクサンダー・テクニークの講座をした秋田で講座後の宴会のときに参加されたクラリネット吹きの方にお聞かせいただいた質問です。
有吉尚子です。こんにちは!
ありがとうの反対というと・・ありがたくない?
はて?
と思っていると「ありがとうの反対は当たり前なんですよ」とのこと。
そのクラ吹きさんはご主人と周りも羨む仲良しっぷりで知られていて、「その秘訣は?」という話題の時にお話されてたんです。
それを聞いてわたしも「なるほど確かに!」と思いましたね。
夫婦関係だけでなく親子もお友達も音楽仲間も誰との関係でも同じように言えることかもしれません。
お互い日々一緒に過ごす中で存在が当たり前になっては敬意を持ち合うのは難しいですね。
そして振り返ってみたいのは大事な人がしてくれたことに自分が当たり前と言ってないか、ということ。
家族のことならきっと比較的イメージしやすいでしょうが、いつも合奏を仕切ってくれる人が予習したり頑張ってくれるのは、アドバイスをくれたりときには励ましてくれる仲間がいるのは、無意識に当たり前と思っていないでしょうか。
「ありがとう」という気持ちを持たなくなったら建設的で風通しの良い関係を続けにくくなりますよね。
そのクラ吹きさんは「つい大事な人の愚痴をいう人は世の中に多くいるけれど、そんなのはその人と関わることを決めた自分の悪口を言ってるようなもの」なんて言葉も加えてくれました。
本当にその通りですね。
そのクラ吹きさんはこのメルマガも読んでくださってるので感謝を込めて書いてみました。
F.Eさん、とても考えさせられる、そしてこれからの人生で忘れないようにしていきたい言葉に出会わせてくれてありがとうございました!