アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ

どこが変なのかわからない場合に

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ソロフレーズなどで歌心を持って旋律を歌おうとするときに何だかグニャグニャしてしまって変な歌い方になる、そんなことってありませんか?

有吉尚子です。こんにちは!

こういうのって自分で録音して聴いてみたりしてもなんか変だというのはわかっても何がどう変なのか具体的にはなかなか分析したりするのは簡単じゃないかもしれませんね。

これは実は言葉の習慣に影響されてる面もあるようです。

英語やドイツ語に比べて日本語はあまり大きな声を出さない習慣があるため音の高低で抑揚やアクセントなどを表現するんだとか。

なんかグニャグニャするという方の歌い方を聴かせていただくと音の変わる瞬間にこっそり小さなポルタメントを入れてることがとても多いんです。

カラオケなんかではそういうのを使うと高得点になったりしますね。

ところが西洋の音楽ではポルタメントではなく音量による抑揚やアクセントがたくさん使われているんですね。

有名奏者の録音などで聴いていた耳馴染みのある歌い方は日本語の抑揚の付け方だけではちょっと上手くいかないのはニュアンスの付け方が違っているということが大きいようです。

でもわたしたちは日本語にとても慣れていますから、その抑揚が変だとは感じにくいんですね。

海外有名奏者の抑揚とは何か違うというのは感じても、普段の話すときや鼻歌を歌うときと同じなので違和感が無いんです。

アレクサンダー・テクニークではよく言われてることですが、新しいことは違和感があるから始めは正しい感じがしないもので、逆に慣れてることは目的のためには間違ってるとしても正しく感じられてしまうんですね。

これは歌い方だけでなくすべてに通じることでありながらなかなか自分で気がつくのは難しいことではありますが、もしも気がついたり指摘されたりなんてことがあったら常識のように思って慣れてることを疑ってみるというのは解決のためのひとつのアイデアですよ。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

-アレクサンダー・テクニーク, ソルフェージュ

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