コミュニケーション ソルフェージュ レッスン 合奏・アンサンブル 練習 音楽理論

モノマネごっこで耳を良くする

Pocket

周りの音に反応してアンサンブルをしたいけれど自分が音を出してると他の人がやってる音形はさっぱり聴けなくなるなんてことはないでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

これは単純に耳が良くないということだけでなく、いくつかのことを同時にやるときの脳の使い方に慣れていないというのも一つの原因です。

じゃあどうやって克服したらいいんでしょうか。

いきなり気合いとか根性とかではできるようにならないので、まずは自分は音を出していない状態で音を聴き取る練習をしてみるのが良い導入になります。

例えば聴こえたリズムを手で叩いたり、聴こえた旋律を覚えて歌ったり。

つまりモノマネですね。

聴こえたものからすぐにどんな楽譜かがわかれば新しい曲で譜読みをするときにも
すぐにリズムや音程が正確に表現できてしまいますが、聴いてすぐに楽譜まで頭に浮かぶようになるためにはやはりある程度慣れが必要です。

なのでまずは聴こえたものがどんなものなのかわかるようにしてしまいましょう。

今回はそんな方法の一つをご紹介します。

まずは自分は楽譜を見ないで誰か身近にいる人に短いフレーズを吹いてもらいます。

よくよく聴いたらそっくりそのままマネをしてみましょう。

初めはごくごくシンプルにこんな素材がいいかもしれません。

2016-11-01_23-37-50

専門的に学ぶ場合はピアノで先生が弾いた音を聴き取って楽譜にしていく作業ですが、楽団の同じ楽器の仲間に協力してもらって自分が普段一番慣れている楽器の音でやるとわかりやすいのでおすすめです。

日本人ならフランス語よりは日本語の方が、細かいニュアンスが理解できるのと同じですね。

さらに同じ楽器ならどうしても聞こえる音が何なのかわからない場合は運指をカンニングすることができちゃいます。

わからないからって焦って簡単に正解を教わってしまうと自分で何の音だか判断したという経験を積み重ねる大切な機会が無駄になってしまうので、わからなければ運指をカンニングするのはここではとても良い方法です。

さらにもし運指をカンニングするだけでわからなければ実際自分の楽器で音を出して確かめてもいいわけです。

初めは隣り合った音なのかそれとも離れた音なのか、高くなったのか低くなったのか、というところからスタートし、絶対に正解を簡単に尋ねてしまわず根気よく少しずつ繰り返すとだんだん聴き取れるようになっていきます。

もしも簡単にマネができたら、今度は楽譜にそれを書き取ってみましょう。

音程の変化やリズムの形がはっきりわかるようになると譜読みのスピードが段違いに上がっていきますよ。

合奏の休憩時間に5分くらいモノマネをしていくといつの間にかソルフェージュ力を強化していくことができます。

ピンと来たらぜひ取り入れてみてくださいね!

メール講座では演奏に必要なスキルについてさらに詳しく毎日無料でお届けしています。ぜひ読者登録してくださいね!
完全無料

受信形式

HTMLメール

文字メール

  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

-コミュニケーション, ソルフェージュ, レッスン, 合奏・アンサンブル, 練習, 音楽理論

Copyright © N music salon All Rights Reserved.