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ハーモニートレーニング体験

以前ご紹介した分離唱、実際のレッスンや練習で使うときにはどう応用したら良いのでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

合奏の合間などで使えるハーモニートレーニング用の楽譜を作りましたのでこれを使ってみましょう。

2016-10-21_17-53-26

まず上の段のミの音を声で歌ってみましょう。

下の段は心に余裕があれば自分で、なければお仲間に頼んでピアノやハーモニーディレクターなど和音の出る楽器で弾いてもらって合わせてみます。

これを楽器でなく声でやるのは、楽器を使うより音程の繊細なコントロールができるということ、楽器の操作に気を取られて音程に耳が向かなくなるのを防ぐためです。

ミの音を伸ばすだけですが、周りの音が変化していくことによって第三音になったり第五音になったりします。

それに合わせて気持ちのいい所を探していると自然に音程が微妙に明るくなったり暗くなったりと変化していくのが感じられるはずです。

聴こえる和音によって自分の音も明暗を変えるための導入の練習なので、周りの和音につられないようにまっすぐ伸ばそうと頑張るのではなく思いっきりつられて動いてしまいましょう。

ここで大切なのは長三和音だとか第3音だからどうするとか詳しい人が指図したりしない状況でやることです。

自分自身が自分の耳で周りの和音を聞き取り、自分の判断で音程を上げ下げして気持ち悪い響きになる時とスッキリ調和して気持ちの良い響きになる時があるのを経験するというのがここでの目的です。

他人から高い低いと言われ続けて自分の耳が信用できなくなってしまっために自分で聞き取って判断するのを避ける、というパターンはとても多いです。

まずは自分の耳を使って判断し自分の声でそれに反応する、ということに慣れてみましょう。

それができたら今度は同じことを楽器を使ってやってみます。

自分の声よりも楽器を使う方が音程の微細なコントロールをするのに技術が必要です。

もしレッスンでやるなら先生は音程の上げ下げ自体ではなく上げたい時下げたい時にどうやったらその楽器で思った通りのコントロールができるのかを教えてあげるといいですね。

ぜひ試してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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