コミュニケーション 合奏・アンサンブル 本番 練習

使った楽譜は財産です

本番が終わった使用済みの楽譜ってどうしていますか?

全部捨てる人、一部だけ取っておく人、全部取っておく人。

人それぞれ色々でしょうが、私は全部取っておく派です。

一度やった楽譜は運指のメモなどやりやすい方法を書いたり、自分とユニゾンのパートや同時に出る楽器、注意して聴くべきパート、誰が合図を出すか、リタルタンドのタイミングと加減・・・などなどたくさんのことをリハーサル時に書き込みます。

合図を出すパートやリタルダントの具合は演奏ごとに変わっても、作品が同じなら一緒に出るパートや注意を払うべきパートなどは変わりません。

まったく同じようにはもう演奏しなくても、たくさんの情報が詰まった使用済み楽譜は財産であり、ただの汚い紙切れではないのです。

そういえば大学時代の恩師(元N響奏者)も室内楽のコンサートをご一緒させていただいたときに、「オレは自分の楽譜を使う」とおっしゃって新しく配布された楽譜は使っていませんでした。

オーケストラやオペラなどでは共有の楽譜を使い回すので、後に使う人の迷惑にならないように書き込みは控えるのですが、自分の楽譜を使うとメモなど書き込みは自由にできるし、ライブラリに返却するときも原譜はまっさらなきれいな状態でお返しできるので便利です。

ただし、新しく勉強しなおすときや先入観を持たずに作品に向き合いたいときは新しいのを使ったりすることもありますね。

あまり書き込みをせず、リハーサルで打ち合わせたことを頭に記憶している人もいますが、私は忘れっぽいのでムリです。

覚えていられる方は「すごいな!」といつも尊敬しています。

そういう人は使用済み楽譜もきっとキレイなのでしょうね。

まあ、結局は人それぞれってことですね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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