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大ホールと小さなサロンでの吹き分け方

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自分の今の身体のサイズや体力に合わせて楽器との関係を見直すのも時には必要ですが、その日その日の楽器や会場の違いについてはどうでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

身体や体力は何年もかけて少しずつ変化していくのでたまに見直せばそれでいいかもしれませんが、わたしたちの演奏するアコースティックの楽器はその日その日の体調や気候でも音が大きく変わる繊細なものですね。

朝と夕方では湿度が変わるので鳴りが違っているなんてことは普通のことですし、また演奏会場によっても響かない練習室と大きなホールでは吹き方を変えないとどうにもなりません。

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準備していたリードが本番で使えなかったり、発表会の時に普段通りに吹いたらちっとも音が抜けてこなかった、なんてことはいつも同じ部屋で練習していてレッスンや合奏の時だけ広い場所で吹くという方にはよくあることではないでしょうか。

普段から「今日の楽器と自分とお部屋の状態はどうかな?」といつも思いながら楽器を吹き始めるのを習慣にすると些細な変化に気が付くようになっていきます。

そしてそんなことに気づけたら人は入ってきた情報に自然に反応するものなので会場の響き方に合わせて奏法を変えたり、アンサンブルの具合によって音程をコントロールをしたり、ということができるようになっていきます。

練習の通りに、レッスンで言われた通りに、必ずこうやって演奏する!

なんていう風に決めてしまうと遠くまで響かせたい大ホールでも目の前に子供が座ってる自宅でのサロンコンサートでも全く同じ吹き方、なんてことになってしまいます。

せっかく色んな変化をつけられる楽器を扱うのにそれはちょっともったいないことですね。

ついでにそうやって些細な変化に気を配って対応するようにすると習慣から起きてしまう怪我や痛みも起こりにくくなります。

今日はどんなかな?と思いながら最初の一音を出す習慣、ぜひ取り入れてみてくださいね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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