「この人はこんなキャラだから」なんて仲間内で盛り上げ役やいじられキャラが定着していくことってよくありますよね。
心理学的にも人は貼られたレッテルの通りに振る舞うようになる、というのがあるそうです。
有吉尚子です。こんばんは!
確かに中高生の不良キャラの子はそれらしい態度になっていくし、優等生扱いされてる子は本音を主張ができなくて悩む、なんて状況をよく見かけます。
これって音楽や演奏に関しても同じことが起こりうると思いませんか?
例えば楽団の中で一番後に入っていつまでも不慣れだった人が後輩が入った途端にしっかりして頼れる存在になったり。
もしかしたら「一番の新人」というレッテルが「先輩」というレッテルに変わったのでそれに適応しよう、というのがあるのかもしれません。
演奏面で言うと、レッスンや合奏で先生にいつも「あなたは音程が悪い」なんて言われ続けて音程が良くなると言う例はあまりみたことがありません。
他にも「いつも大きな音だね」と言われ続けてる人はよりいっそう大きな音になっていったり、「綺麗な音だね」と言われ続けてる人はよりいっそう綺麗な音を追求していったり。
教育の方法としてそうなってほしいと思うレッテルを貼ってしまう、なんて言う手法も耳にしたことがあります。
もしかしたら普段の練習の時に仲間にかける言葉の選び方で全体の雰囲気も変わってくることがあるかもしれませんね。
ピンときたら応用してみてくださいね!