アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

小さなチャレンジの効果

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たとえば速いテンポの複雑なものを練習するときには、絶対にゆっくりからやる必要があります。

まだ音符も動きもよく把握してないのに急にインテンポでやろうとすれば、どこかの筋肉や神経を傷めたり譜読みがぐちゃぐちゃになってそのまま覚えてしまったり。

かといってゆっくりテンポだけでずっとやっていたら上達はしませんね。

有吉尚子です。こんにちは!

ゆっくり練習では速くなったときに必要な表現に適切な動きができるためにゆっくりにするわけですから、やはり目的に向かって少しずつテンポを上げていくという負荷をかけなくてはなりません。

同じことで難しい曲が苦手ならはじめは音数の少ない曲から少しずつ慣れていけばいいけれど、音数の少ないゆっくりな曲を20年やり続けても、ゆっくりな曲が上手になるだけで速い曲が吹けるようには当然ながらなりません。

高い音は苦手だからって低い音ばかりで練習しても、ある日突然高い音が出せるようにはなりませんよね。

急に強い負荷を長時間かけたりしたら、もちろんケガをしたり故障の原因になります。

でも、小さなちょっとしたチャレンジを全くしないで日々過ごしていけば同じところに留まるだけ。

いきなり足場もないところでチャレンジしてもぶつかるだけの壁を越えたい場合、小さなチャレンジのステップを積み重ねて階段を上がれば大きな壁も越えられます。

すごいことのできる人はそういうチャレンジをたくさんできる思考を持ってたりします。

生まれつき指が正確によく動く人なんて、いたら変ですよね(笑)

少しだけ速いテンポに挑戦する、表現をもう一要素足してみる、など日々小さな階段を一段だけ上るチャレンジをしてみませんか?

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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