アレクサンダー・テクニーク 思考と心 練習 身体の仕組み

小さなチャレンジの効果

たとえば速いテンポの複雑なものを練習するときには、絶対にゆっくりからやる必要があります。

まだ音符も動きもよく把握してないのに急にインテンポでやろうとすれば、どこかの筋肉や神経を傷めたり譜読みがぐちゃぐちゃになってそのまま覚えてしまったり。

かといってゆっくりテンポだけでずっとやっていたら上達はしませんね。

有吉尚子です。こんにちは!

ゆっくり練習では速くなったときに必要な表現に適切な動きができるためにゆっくりにするわけですから、やはり目的に向かって少しずつテンポを上げていくという負荷をかけなくてはなりません。

同じことで難しい曲が苦手ならはじめは音数の少ない曲から少しずつ慣れていけばいいけれど、音数の少ないゆっくりな曲を20年やり続けても、ゆっくりな曲が上手になるだけで速い曲が吹けるようには当然ながらなりません。

高い音は苦手だからって低い音ばかりで練習しても、ある日突然高い音が出せるようにはなりませんよね。

急に強い負荷を長時間かけたりしたら、もちろんケガをしたり故障の原因になります。

でも、小さなちょっとしたチャレンジを全くしないで日々過ごしていけば同じところに留まるだけ。

いきなり足場もないところでチャレンジしてもぶつかるだけの壁を越えたい場合、小さなチャレンジのステップを積み重ねて階段を上がれば大きな壁も越えられます。

すごいことのできる人はそういうチャレンジをたくさんできる思考を持ってたりします。

生まれつき指が正確によく動く人なんて、いたら変ですよね(笑)

少しだけ速いテンポに挑戦する、表現をもう一要素足してみる、など日々小さな階段を一段だけ上るチャレンジをしてみませんか?

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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