アレクサンダー・テクニーク ソルフェージュ 練習 身体の仕組み

本当にできるようになる練習

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できないところはずっと諦めずに練習したらできるようになる!

そんな風に思って練習に励むけど一向にできるようにならない・・

そんなことってないでしょうか。

有吉尚子です。こんにちは!

なかなかできるようにならない時はもしかしたら練習の仕方がよくないのかもしれません。

ゆっくりから動作を確かめつつ繰り返しを行うというのはとても有効な練習方法なのですが、ゆっくりからだんだんテンポを上げていくときには注意したいことがあります。

それは、一回あたりはほんの少しのテンポアップにして「できる」という体験を積み重ねていくこと。

これは自己肯定感を損なわないという目的だけではなく、脳の仕組みから言っても理にかなっているそうです。

脳は身体でやったことを記憶してしまうので、テンポが一気に速くなってワタワタアワアワすればそういうものとして覚えてしまいます。

「この箇所はいつもワタワタアワアワするもの」

そんなことを覚えたくはありませんよね。

せっかくなら確実にできるってことを覚えてしまいましょう!

もう一つ、10か20かある程度テンポを上げたらその日は練習をやめることも大切なポイントです。

やめるポイントは、混乱してぐちゃぐちゃになる二歩手前くらいが目安です。

筋肉に急激な負荷をかけてトラブルを招かないという意味もありますが、ぐちゃぐちゃになりはじめたのを記憶してしまうのを避けるためでもあります。

確実にできるところで練習を終わりにすると、夜眠ってる間に記憶が整理されて定着していきます。

「なんとか一歩手前まで!」なんて思ってるタイミングはそわそわしていて気づかぬうちにすでにぐちゃぐちゃになってることが多いので注意したいところですね。

翌日は同じスタートテンポから始めてそのスピードでの脳の処理作業をさらに上書きしつつ、昨日よりもう少し速いところまで行ってみましょう。

ここでのポイントは前日終わったテンポの続きからスタートしないこと。

それをすると、せっかく前の日にやったゆっくりでの確かさの脳への定着が甘くなります。

もったいないですからね。

テクニックの大変な部分はこうやって丁寧に少しずつ練習するのが一番の近道です。

どうぞ試してみてくださいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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