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下手なままでいたい欲求

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できないとこはたくさんだけどあまり練習はしてこない、という方に出会ったことはないでしょうか?

有吉尚子です。こんにちは!

その場では「練習しなきゃ」とか「次までに見ておきます」とか言いつつ次の時も全く変わってない・・困ってしまいますね。

でもそれって実はやる気とか根性とかの問題ではなく脳の仕組みとしては自然なことのようです。

どういうことかというと、人の脳は変わるということに抵抗を感じるようにできているんですね。

野生だった時にいつも通りのパターンで行動する方が敵のテリトリーにうっかり入ってしまうこともなく食べものも手に入って、新たな冒険やチャレンジをするよりも安全だったから。

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できない自分でいても大丈夫という状況を体験したら、わざわざ新しいことができるようになる必要を痛感することは少ないです。

そして新しいことができるようになるために現在の状況を変えるのはめんどくさいし、実はちょっと怖かったり。

進まなくていいのは無意識レベルでは安心する材料になったりもしているそう。

今とは違う自分になる必要があると思うのは、今のままだと不都合があったり、「上手になって絶対にやりたいことがある!」などそのままでいることの方がリスクが高い場合です。

音大受験生なんてまさにそれ。

専門家として生きていくのに下手なままでは人生が立ち行かないと思うから必死で練習するわけですね。

では趣味でやっている方が新しいことをできるようになりたい欲求を持つのは一体どんな時なのでしょうか。

趣味でやるなら出来ないからって怒られたりクビになったりするピリピリした雰囲気よりは出来たらもっと楽しくなる、という現場の雰囲気の中にいたいですよね。

「これができたらこんな風に演奏できるよ!」というのを先生や身近な上手な人が提示するというのは目標設定の大きなきっかけになるのではないでしょうか。

演奏の仕事と教える仕事は別の専門分野なので自分が上手であれば良い先生だとは
単純に言い切れないものですが、「あんな風に演奏したい!」という憧れられる演奏をする人が楽団に一人でもいたら周りのモチベーションも大きく影響されそうですね!

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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