楽器練習効率化ガイドブック

前回の記事
曲のイメージが頭にあるとつい
今すぐにそれを再現したい!
なんて思って丁寧な検証しながらの
練習なんかはしていないことは多い
ということに触れました。

有吉尚子です。こんにちは!

こういうタイプの方は
階段を一段ずつ上がるのではなく
ぶつかった壁をジャンプで飛び越す
魔法のようなやり方を
知りたがったりということが
少なくありません。

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でも。

ジャンプで飛び越すにはそれなりに
積み重ねた技術や知識が必要で、
大抵はジャンプするよりハシゴを
かけて一段ずつ登る方が
近道なことが多いです。

ハシゴをかけて登るのが
待ちきれなくて
つい壁に向かってジャンプしては
ぶつかって跳ね返される、
こういうのは
アレクサンダーテクニーク用語で
「エンドゲイニング」と言います。

目的に到達することが
できない手段で達成しようと
もがくことです。

別の例で言うなら
鍵のかかったドアを開けたくて
でも鍵を探すのが待てないから
とにかくドアを引っ張る!
というようなこと。

早くドアを開けたければ
さっさとそこから離れて鍵を
探してくる必要があるんです。

でもドアから離れるのはドアを
開けることから遠ざかる気がして
それができない!
というジレンマですね。

日常のことでもそういう例は
たくさんありますが、
レッスンやアドバイスをする
ような場面では
自分が手順を踏むことの
大切さがわかってるだけではなく
生徒さんや相手にも理解
してもらう必要がありますね。

ではどうやってそれをわかって
鍵を探しに行って
(丁寧な練習をして)
貰えばいいのでしょう。

そのための一つのアイデアとして、
それが一番の近道だと理解できれば
いいのではないでしょうか。

練習のやり方は一度にまとめて
最後までの道筋を聞いても
理解するのが大変なので
各段階ごとで次の手順を
伝えるのが親切です。

これをできたら次はこれ、
その次はこれ、
そしたらゴールですよと
ハシゴの登り方を順序に沿って
少しずつ伝えることは大切ですね。

確実にその生徒さんが
諦めずにできるステップを
組んであげること。

いきなり段差の大きいハシゴを
登ろうとしても無理なものは無理。

踏み外して落っこちてしまって
その相手がめげてしまう
なんてことは先生として
望むことではないでしょうから。

こういうハシゴなら登れるかな、
というのを用意してあげて
最短ルートはこっちですよ、
と教えてあげる。

先生やアドバイザーは道案内の
ようなものかもしれませんね。

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