ソルフェージュ レッスン 練習

合ってるつもりでズレていませんか?

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リズムを正確にカウントするというのはスキルの必要なこと。

それは当たり前に知ってますよね。

「一度だけソルフェージュのレッスンを体験してみたい」

という方から体験したあとにとっても多く出てくるコメントは

「これを自分でやってみます」

というひと言。

依存せずに自分でやってみようと思うのは素晴らしいことですね!

ところで。

ソルフェージュのレッスンではまず最初に基準に対して自分がどれくらいズレる傾向があるかというのを知るところから始めることが多いのです。

そして多くの方が自分ではちょうどぴったりだと思っているタイミングが大きくズレてることに衝撃を受けられます。

そして。

これまた多くの方がご自身のズレに気がついていなかったことにもびっくりされるのです。

普通に考えてリズムが基準に対してズレていたら聴けばわかると思うかもしれませんね。

でも実際は聴いてるつもりでもズレに気付かないっていうのはあるあるなのです。

「だいたい合ってる」

「ほぼ同時のタイミングだった」

「いまのは許容範囲かな?」

多くのベテランプレーヤーがそういうのを「合ってるから大丈夫」という風にみなしているのですね。

実際にぴったり微細なズレもなく合っているときには「だいたい」とか「ほぼ」とか「許容範囲」なんて感じません。

ピンポイントでここ以外には無いツボをキャッチしたという風に感じるもの。

つまり、だいたい合ってる許容範囲かな?と感じるってことはズレてるということなのです。

ほとんどの方がその合っているの基準が甘いのですよ。

そしてそんな甘い基準でしか自分の出した聴いていないために耳のいい人が聴いたらてんで見当外れに感じるような大きなズレに気付かないことも。

これを読んでる方はきっと

「自分はそんなことない。ズレたらちゃんとわかる」

と思うでしょう。

でも、あなたが合っていると思っているそのタイミング、実際はズレてるのかもしれませんよ。

だから

「自分でやってみます」

そんなことを言っているほとんどの方はレッスンのあとに結局自分じゃ出来ないのです。

自分でやるとしてもそのときに本当に目指したいのはメトロノームで基準テンポを鳴らして合わせることではなく、「ズレている」の基準を厳しくして耳の精度を上げること。

自分の耳の精度が上がってるのかはたまた甘いままなのか、それが判断できるなら自分でやるというのは充分可能です。

でもズレてるものを合ってると思ってるのにどうやって耳の精度を上げるのでしょう?

メトロノームがあれば出来るなら誰にだって出来ているはず。

メトロノームがあってもあなたの耳の精度がイマイチだからズレているのですよ。

それは指摘されなきゃわからないことです。

いつまでもズレてるものを「合ってる」と思い込んでいて満足ですか?

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  • この記事を書いた人
有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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