アナリーゼ コミュニケーション 思考と心 音楽理論

どう思って演奏してるかは伝わる

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詳細は忘れてしまいましたが以前ピアニストの中村紘子さんの本か何かの記事かでとても納得させられることをおっしゃっていたのを目にしたことがあります。

有吉尚子です。こんにちは!

印象的だったのでシェアしたいと思います。

言い回しなどは記憶が曖昧なので正確じゃありませんが、「最近の新しい曲は頭脳的に数学的に作られたものが多いけれど、それらが一回きりの上演になってしまうのは演奏家に快感を与えないからである」というような内容でした。

色んな捉え方があるでしょうがわたしはこれは作品がどうこうという意味ではなく、演奏者がわけがわからないし面白くないと思ってるのに観客が受け入れてくれる訳がない、ということとして受け取りました。

演奏する人が作品の魅力をわかってないのにそれが聴く人に伝わるはずがないですよね。

そして意味がわかって良さを紹介するということのためには楽譜から情報を受け取るスキルも必要になります。

何にも努力はしません、でも感動させてください。

なんて言うのはおかしな話だと思うんです。

それは映画だって漫画だって同じで受け取る準備のある人にしか受け取ることはできないということじゃないでしょうか。

現代の作品も着眼点がわかったらとてもおもしろいものが、どこに注目したらいいか知らないというだけで「意味がわからないからキライ」と思ってしまうのはもったいないですね。

わたしは自分主催のイベントではない依頼コンサートでもできるだけ近現代の作品を1曲は取り入れるようにしています。

シューマンやブラームスなどロマン派の作品や童謡や季節の歌などのわかりやすい曲がある中で「あの現代曲が一番好きになったよ!」なんて感想を頂くことも実は結構あるんです。

そういうときはやっぱりすごく嬉しいですね。

演奏者が楽しい!素敵でしょ!と思って演奏した場合、ちゃんと伝わるものなんだなと思います。

触れたことのないジャンルでも複雑そうな曲でも、食わず嫌いは本当にもったいないですね。

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有吉 尚子

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

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