楽器練習効率化ガイドブック

有吉尚子です。こんにちは!

和音の役割りそれぞれのお話は
以前少しだけしましたね。

和声学は和音の役割だけでなく
平行や並達の5・8度は
避けるように・・

共通音の無い和声に進むときは
上3声はバスに反行するように・・

などたくさんの規則があります。
(覚えなくていいですよ!)

2016-08-26_15.57.01

めんどくさいだけで演奏に
特に役に立たないでしょ、
なんて思う方もいらっしゃるかも
しれませんが、
このややこしい色んな規則は
なぜ知っておく必要が
あるのでしょうか。

例えば、ラヴェルのボレロ。

和声学では規則違反だらけです。

その規則違反をわざわざ使った響き
なのが面白いところなんですよね!

ラヴェルの他にも、
強調して聞かせたい音形に
わざわざオクターブで
平行8度という規則違反を
使ってたりとか、

響きの変化でアクセントに
聞かせたくて平達という
規則違反にしてるとか
楽譜からは色んな作曲家の意図
読み取れます。

でも。

それが違反をわざわざ使った
工夫だって知らなかったら
どうでしょうか。

何が面白いのかとか、
どこを強調すると作品が
どうなるのかなんて
さっぱりわからないし、

もしかして耳で聞いて
「特徴的だな」「何か変だな」
と感じたところで
その特徴が目立たないように
音量調整をして地ならし
してしまったりしかねません。

音楽の先生としてレッスンを
するならそういうことを
楽譜から読み取れるだけでなくて
知識のない生徒さんには
作品のおもしろさや特徴などを
わかりやすく紹介してあげる
というのも大切なことです。

作品の魅力を伝えるという点では
演奏もレッスンも同じですね。

作曲をするわけではなくても
和声について知っておくのは
演奏にも役に立ちますよ!

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