アナリーゼ 音楽理論

転調したフレーズの調性

楽典を一緒に読んでみましょう!のシリーズ、今回はp.128の例題3から見ていきましょう。

この問題は転調していますね。

途端に不安になりましたか?

転調は別に怖くありませんから大丈夫ですよ!(笑)

「この音があったら多分この調だな」という裏ワザ的な見方もあるのでぜひ知っておきましょう!

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さて、この例題も本の中ですでに丁寧に解説がされているので、それをまずは読みましょう。

その後で簡単に別の方法でも分析してみましょう。

色んな見方が出来ると実際の曲を読むときに便利です。

まずどの辺りで転調しているか何となく知っておくために全体を眺めます。

前半はシャープ系の雰囲気ですが、後半はフラットが出てきています。

わかりやすいですね。

それがわかったらまず前半の調を調べましょう。

シャープの付く順番はファドソレラミシです。

そしてファとドはシャープですがソは何も付かない音が跳躍していて音階本来の音のようです。

ラもシャープが出てきていますが何も付かないラもあってそちらが跳躍していますからこれはただの飾りのシャープでしょう。

ということはD-durかh-mollです。

そして短調の場合の導音のラは特に半音上げられていないのでD-durですね。

次に後半はフラットに中にシャープの付いたファが跳躍しながら混ざっていますね。

フラットの中に混ざったシャープは大抵短調の導音なので、これを見ただけでg-mollではないかという予測が出来ます。

それを裏付けるように跳躍したシとミにフラットが付いているので予測通りだということがわかります。

この例題の答えはD-durからg-mollへの転調ですね。

数をこなしていくほどスピードも精度も上がっていきますからぜひ色んな楽譜で調を見てみて下さいね!

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  • この記事を書いた人

有吉 尚子

1982年栃木県日光市(旧今市市)生まれ。小学校吹奏楽部にてクラリネットに出会い、高校卒業後19才までアマチュアとして活動する。20才のときに在学していた東京家政大学を中退し音大受験を決意。2003年洗足学園音楽大学入学。在学中から演奏活動を開始。 オーケストラや吹奏楽のほか、CDレコーディング、イベント演奏、テレビドラマBGM、ゲームのサウンドトラック収録など活動の幅を広げ2009年に洗足学園音楽大学大学院を修了。受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。  及川音楽事務所第21回新人オーディション合格の他、コンクール・オーディション等受賞歴多数。 NHK「歌謡コンサート」、TBSテレビドラマ「オレンジデイズ」、ゲーム「La Corda d'Oro(金色のコルダ)」ほか出演・収録多数。 これまでに出演は1000件以上、レパートリーは500曲以上にのぼる。 レッスンや講座は【熱意あるアマチュア奏者に専門知識を学ぶ場を提供したい!】というコンセプトで行っており、「楽典は読んだことがない」「ソルフェージュって言葉を初めて聞いた」というアマチュア奏者でもゼロから楽しく学べ、確かな耳と演奏力を身につけられると好評を博している。 これまでに延べ1000名以上が受講。発行する楽器練習法メルマガ読者は累計5000名以上。 「ザ・クラリネット」(アルソ出版)、吹奏楽・管打楽器に関するニュース・情報サイト「Wind Band  Press」などに記事を寄稿。 現在オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動のほか、レッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 BODYCHANCE認定アレクサンダーテクニーク教師。 日本ソルフェージュ研究協議会会員。音楽教室N music salon 主宰。

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