有吉尚子です。こんにちは!
楽典を一緒に読んでみましょう!のシリーズ、今回は中途半端ですがp.107の譜例24から見て行きます。
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これは各調の調号のつき方を書いているんですね。
ト音記号、ハ音記号、ヘ音記号、どの譜表でも変わらないのです。
シャープが付く順番はファドソレラミシ。
フラットが付く順番はシミラレソドファ。
シャープ系なら1個ならファだけ。
2個ならファとド。
3個ならファとドとソ。
そんな風に7個まで増えます。
これは楽譜に調号として書く順番もそうだし、短調になっても変わりません。
譜表によって、オクターブ上下はしますが書かれる順番は同じなんです。
だから「ハ音記号はよくわからない!」という場合でもシャープが5個付いていたらファドソレラに調号がついたH-durもしくはそれと同じ調号の短調、gis-mollのどちらかなんですね。
それがわかれば何譜表だろうともう一目で調性がわかります。
ではp.109-110の例題と問題をやってしまいましょう!
これまでに見てきた音階の構造が頭に入っていたら何のことはない問いばかりです。
もしも構造を覚えていなかったら、このまま先に進んだら確実につまずくので一度戻って確認しておきましょうね!