楽器練習効率化ガイドブック

ゆっくり練習するのは大切ですが
vivaceやprestoの曲は
いつ速くしたらいいんでしょうか?

というご相談をレッスンのときに
いただきました。

有吉尚子です。こんにちは!

どんなに完成テンポの速い曲でも
ゆっくりから丁寧にさらうのは
やっぱり効果のある練習です。

とはいえ、
いつまでもゆっくりのままでは
埒が明きませんし、
テンポを落としてゆっくり本番でも
演奏するなんてわけには
行きませんもんね。

いつから速くしていくのが
オススメかというと、
ゆっくりやっていたテンポが
絶対にまちがえない
完璧な状態になったときに、
使っているメトロノームで
一番小さい目盛り1つ分だけ
上げるのがオススメです。

たった1目盛りだけのテンポアップ
だとなめてはいけませんよ!

小さなほんのすこしずつの蓄積が
テクニックを作るんですからね。

その1目盛りが完璧に吹けたら
次の1目盛りテンポアップします。

それをやっていると、
わたしは大体1日に15くらい
テンポを上げられます。

今日はもうこれ以上テンポを
上げたら崩れたり滑ったりする
箇所が出てきかねないな・・
と感じた練習の最後の時に、
ものの試しにもう1目盛りだけ
テンポを上げてみます。

ほんの少しでも吹き込みが
甘くなって軽い音が出てきたり
指が引っかかったりしそうな
気配を感じたら、
実際に引っかかったりしなくても
もうその日はテンポを上げません。

もう一度思い切ってゆっくりにして
確実に出来るテンポで
一回やって「出来る感覚」を
覚えて練習を終えるんです。

日々そうやってほんの小さな
自分へのチャレンジを続けていると
いつの間にかインテンポまで
上げられているんですね。

個人的ですがわたしの例で言うと、
「Allegrissimo」なんて表示のある
160くらいで16分音符が続く曲で
この練習の仕方を毎日やると
大体1ヶ月半くらいでインテンポで
吹けるようになります。

ゆっくりできたから明日は
テンポを20上げよう!
なんてテンポアップをしたら
崩壊する練習をするようなもの。

いつテンポをあげるかの答えは
「一つ前のテンポが絶対確実と
 言えるくらいできたとき」
ということになります。

参考にしてみてくださいね!

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