アナリーゼ 練習 音楽理論

なぜ楽典をやった方が良いのか3つの理由

Pocket

やっぱり楽典ってやった方が良いのかなあ・・

と思いながら何年も着手できない楽典。

漠然と「なんとなく良さそう」とは思っても実際にどう役に立つのかわからなければただめんどくさいだけ。

いつまで経ってもやる気にはなりませんよね。

今回は楽典を学ぶことでどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

リズムやハーモニーなどの基本がわかる

普段何気なく使っている「リズム」「ハーモニー“音階”など、わかっているようですが「いざ説明して」と言われると意外にできないもの。

とはいえリズムの基本的な構造やハーモニーが作られた理由がわかると、演奏する時の躍動感が違ってきたりアンサンブルのバランスの作り方が変わったりするのです。

プロ奏者などこの基本を知ってる人は当たり前にやっていることでも知らないからできない・やろうと思わないことがアナチュア奏者にはたくさん。

年数だけ長く演奏していても自然に身につくものではないし学ばなければ一生知らないまま演奏し続けることにもなるのです。

フレージングを読み取れる

調号ではなく臨時記号だけでほんの一時転調しているようなところ、ただ面倒くさいトラップがあるような気がしていませんか?

突然出てきたシャープやフラットにびっくりするのではなく、調が変わったんだということを見分けられるのは西洋音楽の基本ルールである楽典を知っているから。

調が変わるというのは“主音”と言われるゴールになる音が変わるということ。

つまりフレーズの歌い回しの終着点が転調によって変わるのです。

だから転調したことに気がつけなかったり何調に変わったのかわからなかったりするとフレージングもブレスの位置もトンチンカンなことに。

そしてちゃんと学んだ人が演奏を聴くと「あの人、勉強してないな」というのが一発でわかってしまうのです。

恐ろしいですね。

自分の演奏に自信を持てる

きちんと音楽の基礎ルールを勉強していなければ、トンチンカンになってしまうのが嫌だからのんべんだらりと一本調子に演奏したり、気分次第で抑揚を変えたりなどしてしまいがち。

でもそんな状態でどんな場面でも自信を持って表現できますか?

ほとんどのプレーヤーがコンクールの本番だったりえらい先生が聴いているようなときには緊張してガチガチになったり自分の音楽を自信を持って表現できなかったりするのではないでしょうか。

自分に自信が持てないのは
「自分にはわからない正解があるのかもしれない」
「誰々さんに変だと思われたらどうしよう」
なんて思いが浮かんでくるからということが多いもの。

それは基本的な楽譜の読み方やアンサンブルのルールを知らないから。

一度ちゃんと基礎ルールを知ってしまえば、その上で自分はどう思うかということに自信が持てるので演奏にも迷いがなくなってくるかもしれません。

まとめ

楽典はマニアだけが知ってる面倒くさい理屈なんかではありません。

楽譜を読んで演奏するための最も基本的な共通のルールを知ることなのです。

野球をするのにどうやったら得点になるのか知らずにプレイし始める人はいませんよね。

演奏するなら初心者でもアマチュアでも有名プロ奏者でもみんな前提にしている常識である楽典、一度はやっておくと演奏がもっと楽しくなりますよ!

メール講座では演奏に必要なスキルについてさらに詳しく毎日無料でお届けしています。ぜひ読者登録してくださいね!
完全無料

受信形式

HTMLメール

文字メール

  • この記事を書いた人

有吉 尚子

クラリネット奏者。 栃木県日光市出身。 都立井草高等学校卒業。2007年洗足学園音楽大学卒業。2009年同大学院修了。 クラリネットを大浦綾子、高橋知己、千葉直師の各氏に、室内楽を平澤匡朗、板倉康明、岡田伸夫の各氏に師事。 ミシェル・アリニョン、ポール・メイエ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ピーター・シュミードルの各氏の公開レッスンを、バスクラリネットにてサウロ・ベルティ氏の公開レッスンを受講。 受講料全額助成を受けロシア国立モスクワ音楽院マスタークラスを修了。 及川音楽事務所第21回新人オーディション合格。 2010年より親子で聴ける解説付きのコンサ-ト「CLARINET CLASSICS」~クラシック音楽の聴き方~をシリーズで行う。 2015年、東京にてソロ・リサイタルを開催。 オーケストラやアンサンブルまたソロで演奏活動を行っている。 また、ソルフェージュや音楽理論、アレクサンダーテクニークなどのレッスンや執筆、コンクール審査などの活動も行っている。 音楽教室N music salon 主宰。

-アナリーゼ, 練習, 音楽理論

© 2021 聴く耳育成メソッド